OMO強化店舗がまた1店舗誕生
OMO、DXなどという言葉が世間で騒がれるようになって久しくなってきました。これらの言葉ですが定義が実は非常にあやふやでボンヤリしたものです。このボンヤリしたものを大企業は躍起になってこれはこういう意味!!だからこれが正解!!みたいなことを最近では平気に言い始めており、またITのガラパゴス化を生んでいくのではないか多少心配になりつつ冷ややかな目で見ています。
DXはデジタルトランスフォーメーション。デジタルを使って本業から多角化していくことで本業の質が変わっていくというもの。各企業によってその形は様々なのでこれが正解ということもありません。OMOはどうか?オフラインとオンラインを統合するという意味のこの単語ですが、これはオフラインとオンラインの区別をしないで顧客の購買体験をより良いものへと向上させていくことにあります。
企業によってはデジタルでの販売チャンネルとオフラインでの販売チャンネルのデータと顧客会員データそして広告データやSNSデータをまとめて一元で管理して分析し、マーケティングオートメーションに活かすというものすごい手のこんだことを実施している企業もあります。しかしながらそのレベルまでできる企業はそうそう無いのも事実。
まずはSNSと店頭の連動であったり、ECサイトと店頭の連動だったりできるところが一つづつこなしていき良質な顧客体験を店頭で提供できるようにしていくことが肝要です。そんな動きを始めたのがタビオ株式会社。直営店舗の路面店舗を吉祥寺に6月1日にOPEN。デジタルサイネージで各種SNSと連携したOMO型店舗になるとのこと。店頭ではSNSで人気の刺繍の名入れサービスなども実施するとのこと。OMOやれたらいいなあではなく、実際のはじめの一歩を踏み出すことが重要です。タビオ株式会社のはじめの一歩に期待です。
以下、タビオ株式会社のプレスリリースより画像と店舗概要を引用。
■店舗概要
・店名:靴下屋 吉祥寺店
・所在地:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-22 吉祥寺パレスビル 1階
・電話番号:0422-21-2511
・店舗面積:23.28坪
・営業時間:11:00~20:00
・取扱商品:レディース、メンズ、タビオスポーツ、3足1,100円
※税込み