MONOPRIX(Opera) パリジェンヌが愛す、高級チェーンスーパーマーケット
やっと来れました芸術と歴史の都、フランス・パリ。そして行ってきましたフランスのスーパーと言ったらここMONOPRIX(モノプリックス)通称モノプリ!
MONOPRIXとは食料品から衣類、雑貨までを取り扱うフランス全土展開チェーンのスーパーマーケット。コンビニ感覚で利用できる小規模バージョンのモノプリ、その名もMonop’(モノップ)も合わせフランス全土でなんと700軒をも超える店舗数で、観光客のみならず現地パリジェンヌからも愛され続けています。
今回はオペラ座近くのオペラ大通り沿いにある大型店舗に行って参りました!さすがフランス、さらにオペラ通りとあって外観もお見事。
他近隣店舗も統一感を持った面持ちで堂々と君臨しています。モノプリ交差点渡って目の前にあったこちらのカフェ「Le Royal Opera(ル ロイヤル オペラ)」もとってもよかったので、ぜひ立ち寄っていただきたいです。
そして様々な有名クリエイターやブランドとのコラボでスーパーマーケットの垣根を超えて人気を博し続けるモノプリですが、もちろん自社ブランドも種々多様に展開しています。
自社お洋服の系統はH&MやZARAなどファストファッションな雰囲気。お値段は30ユーロから60ユーロ(日本円で5000円〜10000円程度)。素材やデザインに特別感はあまり感じられなかったかな?他にも化粧品、お菓子、生活用品までたくさんのモノプリロゴの商品を見つけました。お洋服を除く食品やハンドサイズグッズはどれもリーズナブル。他のお土産屋さんの3分の1くらいの値段でゲットできちゃうのは嬉しすぎました。
例えばこの辺のエコバッグたち、ばらまきお土産にはもってこいのサイズ感と可愛いデザイン!なんとこれで…1つ2ユーロ弱(日本円で300円ほど)。エッフェル塔やパリならではのデザインもあるのですが人気すぎて、この時どの店舗も売り切れ…。シーズンやコラボ新商品などによってデザインが頻繁に変わるようなので、要チェックですねっ!
これだけ外からの観光客数もすごいお店なのは一目瞭然なのですが、店員さんほとんどフランス語のみ。英語で質問してもフランス語で返ってくるので「あれ?」と困る場面がモノプリ含め1週間の滞在のうち30回はありました。言語の壁は日本の課題でもありますよね。でも、これもまた海外旅行の醍醐味ということで受け取らせていただきます!
個人的な意見として例えさせていただくと、まさに高級スーパー、もしくはちょっとローカルなデパート、おしゃれなイトーヨーカドー、すっごく入りやすくなった紀伊國屋、この辺りでしょうか。そして日本の上記お店との違いを考えた時、商品の入れ替わりが多い、イベント毎の新しい商品の入荷が毎年行われるなど、常に”フレッシュさ”を大事にしている点、買うものを買ったらいそいそと帰るTHEスーパーの価値観を少し変える「長居できる、時間を潰せる内容」というところが魅力的な要素の1つに感じました。
結局4店舗くらい回っちゃいました(笑)。たくさんの思い出とお土産をありがと、Merci!
MONOPRIX(Opera)
所在地:23 Av. de l’Opéra, 75001 Paris, France
電話番号:
(+33)1 42 61 78 08
営業時間:
月曜-土曜8:00~22:00
日曜9:30~21:00
商業施設ニュース編集長コメント
MONOPRIXと無印良品は、どちらも幅広い商品を取り扱い、日常生活に寄り添うブランドである一方で、そのアプローチには違いがあります。無印良品は、日本国内外でシンプルでミニマルなデザインと高品質な日用品を提供し、エコ意識や自然素材に対するこだわりを強調しています。一方で、MONOPRIXはフランスらしいカジュアルなファッションやコラボレーション商品が目立ち、トレンドを取り入れたファストファッション的な側面もあります。
また、無印良品がその「無印」という名の通り、ブランドの存在感をできるだけ抑え、製品自体の価値を重視しているのに対し、MONOPRIXは自社ブランドロゴを前面に押し出し、消費者に「モノプリ」ならではの個性を感じさせています。この点が、現地の人々や観光客に愛される理由の一つでしょう。
また、無印良品は店舗デザインやディスプレイにも自然光やシンプルさを大切にしていますが、MONOPRIXはその立地に合わせた外観や、フランスのエスプリを感じさせる雰囲気作りが際立っています。どちらも時間をかけて楽しめる店舗ではありますが、その楽しみ方に微妙な違いがあります。フランスに訪れた際には、MONOPRIXでの買い物体験をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。