Le Bon Marché (ル・ボン・マルシェ) ここが原点!世界最古のデパートinパリ
1852年創業、世界最古のデパート”Le Bon Marché (ル・ボン・マルシェ)”そして併設されているパリで最も広い食品売り場と言われている食品館”La Grande Épicerie de Paris(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)”に行って参りました!
1つ前にフランス・パリのスーパーマーケットとして紹介させていただいた「MONOPRIX」とはまた何段階かこだわりを感じる店内
エスカレーターが行き交う吹き抜けを使ったアート装飾がここ数年では話題を呼び、日本人芸術家を含む世界の現代アーティストがここを舞台にくる人を悦ばせます
日本だと草間彌生や塩田千春、名和晃平などが中央吹き抜け空間巨大インスタレーションを手がけてきた、東京・銀座の商業施設「GINZA SIX」が思い出される方が多いのではないでしょうか?
ここフランスのル・ボン・マルシェから受けるインスピレーションもあったのかもしれませんね
少し値の張る?ファッションを中心にオシャレな家具やインテリア、本屋やカフェが入る本館ではフランス
らしい上品なお土産が手に入り、店内にあるラッピングコーナーで可愛いく包んでもらうこともできます♩
そして私のお目当てであった食品館「ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ」
観光客でごった返す店内は完全納得の内容
ここはマストGOな場所だと激しく主張させてください
フレッシュ野菜から、ゴーーージャスなケーキ、可愛い缶に入った何100種類あるの?というくらいの大量スパイス達、そして私のお目当てだったトリュフ加工品シリーズ
お土産でばらまけそうなチョコレートは安いものだと3ユーロ(日本円500円ほど)くらいから、お店のロゴ入り本格有機栽培紅茶は、10ユーロ(日本円1650円ほど)くらいから購入可能
※10月28日時点レート
トリュフ塩やトリュフオイル、チューブマスタード、クッキー、エコバッグも購入
お土産が止まらない(自分への)
早速ホテルでズッキーニをトリュフオイルで焼いてトリュフ塩をかけて食べてみましたが
野菜のお肉はズッキーニだったんだと気付かされるほど美味でした
こちらの食品館は3フロア構造になっておりB1にワイン、1階が食品全般、2階がキッチン雑貨の取扱いになっています
”食品館においてパリ1を誇る敷地面積”と言われているだけあって長時間いても全然飽きない!
ただレジ以外にスタッフの姿が見当たらず、また、レジも激混み。
買うものを決めて向かっても聞けるスタッフもいないので全て見て回らないと見つけることができません。
是非行かれる際は時間がたっぷりある時にゆっくりお楽しみくださいね♩
そしてリアルタイムでイタリア、フランスを1ヶ月程かけて旅行をしている現筆者ですが、幾つかのスーパーの食品売り場を見て日本との違いで感じたことは冷凍食品の力の入れ方の違いですね
日本だと数分、数十秒電子レンジで温めるだけでサイドメニューが出来上がるようなものが多い上に魚、お肉、パスタ、ご飯など様々な種類が並びますよね
こちらだとラザニア、ピザ、ポテト他揚げ物が多く、大皿でオーブン50分..など少し時間がかかるイメージ。
そして”おひとり様用”がない!!困った!!1キロ単位で困った!
コストコの価値観に近いように感じました
たまたまオーブンがある民泊に宿泊していたのでラザニアを試してみましたがすごく美味しかったです
ホテルより安く、キッチン付きの民泊を借りてお部屋で一杯…良き
世界最古のデパート「ル・ボン・マルシェ」そして食品館「ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ」があるパリ7区は場所柄、お金持ちパリジェンヌが多いイメージですが、日本の友人への素敵なお土産を買うのには最適!
是非足を運んでみてくださいね^^ではまた
Le Bon Marché (ル・ボン・マルシェ)
所在地:24 Rue de Sèvres, 75007 Paris,France
電話番号:(+33) 1 44 39 80 00
営業時間:
(月火水金)9:30~19:00
(木)10:00~21:00
(土)9:30~20:00
日曜、祝日休日
La Grande Épicerie de Paris(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)
所在地:38 Rue de Sèvres, 75007 Paris, France
電話番号:(+33) 1 44 39 81 00
営業時間:
(月〜木)8:30~21:00
(金)10:00~21:00
(土)20:30〜21:00
(日)10:00~20:00
祝日休日
「ル・ボン・マルシェ」はフランスが誇る世界最古のデパートとして、歴史の深みを感じさせる存在です。美しいアート空間と厳選された商品の数々は、ただのショッピングを超えた文化体験を提供し、訪れる人々に感動を与え続けています。このような百貨店のあり方は、長い歴史の中で地域文化を取り入れつつ進化を遂げたフランスならではのものです。
一方で、日本の百貨店もまた江戸時代の呉服店からスタートし、昭和には全国に大規模なコンクリート造の店舗が誕生し、地域の象徴として成長してきました。日本最古の百貨店とされる「松坂屋」を筆頭に、百貨店業界は日本の消費文化をけん引してきましたが、現代ではオンラインショップの拡大や少子高齢化などに直面し、特に地方百貨店にとっては厳しい時代となっています。大手百貨店は知名度と宣伝力を活かし、外国人観光客へのアピールや国際的なブランド強化を進める一方で、地方は人口減少や市場縮小による影響を受けやすく、地域社会に根差した新しい価値の提供が急務とされています。
日本とフランス、それぞれの百貨店が持つ歴史や文化的背景の違いが、このような商業施設の進化にも色濃く反映されており、日本の百貨店がフランスのように次世代に向けた新たな形を見出していくことが期待されます。