H&M、神戸・三宮に128店舗目、864平方メートルの大型店を2025年2月出店
グローバルファストファッションブランドのH&M(エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン)は、2025年2月28日に三宮店をオープンすることを発表した。同社は世界第2位のアパレル企業として知られ、2023年11月期の売上高は3.44兆円を記録している。日本市場においては2008年の進出以来、着実に店舗網を拡大し、2024年11月6日時点で127店舗を展開。三宮店は128店舗目となる。
新店となるH&M三宮店は、神戸市中央区三宮町に位置し、3フロア構成、売場面積約864平方メートルの規模で展開される。商品構成はレディース、メンズの2つのカテゴリーに特化し、トレンド性の高いアイテムからベーシック商品まで幅広いラインナップを取り揃える計画だ。
H&Mの日本における店舗展開は、2008年の日本初進出以来、16年間で着実な成長を遂げている。特に、三宮エリアは関西有数の商業集積地として知られ、年間を通じて多くの来街者を集める立地特性を持つ。近年、三宮エリアでは再開発事業が進行しており、商業施設の新規出店や既存店舗のリニューアルが相次いでいる中での出店となる。
世界のアパレル市場において、H&Mはスペインのインディテックス(ZARA)に次ぐ第2位の企業規模を持ち、日本のファーストリテイリング(ユニクロ)を上回る売上規模を誇る。グローバルブランドとしての市場プレゼンスを活かしながら、ローカル市場への適応も図っている。
三宮店の出店は、関西エリアにおける同社の商業施設戦略の重要な一歩となる。特に、神戸市の中心部に位置する三宮エリアは、商業施設の集積度が高く、周辺地域からの集客力も強い。このような立地特性を活かし、多様な顧客層へのアプローチを図る方針だ。H&Mのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
H&M三宮店 基本情報
住所:兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目5番12
店舗構成:3フロア
売り場面積:約864平方メートル
取り扱いコンセプト:レディース、メンズ