FOOD & LIFE COMPANIES、韓国・明洞に最新鋭店舗を展開 ~海外事業拡大を加速~
海外展開を積極的に推進する株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(以下、F&LC)は、韓国の商業の中心地である明洞に、同社の回転すし業態「スシロー」の新店舗をオープンした。2011年の韓国進出以来、10店舗目となる本店は、ソウルきっての繁華街に位置し、デジタル技術を活用した最新店舗モデル「デジロー」を韓国で初めて導入している。
F&LCの海外展開は着実な成長を続けており、2020年9月期末の38店舗から、2023年9月期末には135店舗、2024年9月期末には182店舗へと拡大している。現在、回転すし「スシロー」を7エリア(韓国、台湾、香港、シンガポール、タイ、中国大陸、インドネシア)、大衆寿司居酒屋「杉玉」を2エリア(香港、米国)で展開している。
明洞聖堂店は、若者や観光客が多く集まり、新しいトレンドやカルチャーの発信地として知られる明洞の中心に位置する。店舗面積は2フロアで構成され、総座席数は216席を確保。1階80席、2階136席の大規模な店舗となっている。メニュー構成は、すし約100種類を含む計130種類以上を提供する。
注目すべきは、日本国内で19店舗、中国大陸で3店舗に導入されている最新モデル「デジロー」の韓国初導入だ。これは新型のデジタルビジョンと回転レーンを融合させたシステムで、デジタル技術を活用して回転すしの新たな楽しさを提案する革新的な取り組みとなっている。
オープン当日のセレモニーには、F&LC副社長執行役員の加藤広慎氏や現地法人Sushiro Korea, Inc.の幹部が出席。開店後1時間で満席となり、多言語対応での営業で海外からの観光客にも対応している。来店客からは、品質や接客サービス、デジローの利便性について好評を得ているという。
F&LCは「FY24-26 中期経営計画」において海外展開の強化を重点課題と位置付けており、日本で確立したブランド力と運営ノウハウを活かした展開を進めている。同社の特徴は、直営にこだわった店舗運営、メニュー構成、価格設定、店内調理、テクノロジーの活用、衛生管理、人財育成を一貫して行う点にある。以下、株式会社FOOD & LIFE COMPANIESのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■店舗概要
店 舗 名:スシロー明洞聖堂店
所 在 地:58 Myeongdong-gil, Jung-gu, Seoul
オープン:2024年9月30日(月)11:00(ソウル時間)
営業時間:1F 11:00~22:00、2F 12:00~20:30(ソウル時間)
座 席 数:216席(1F 80席:テーブル4名席✕9、6名席✕4、カウンター20席。2F 136席:テーブル4名席✕8、6名席✕16、カウンター8席)
メ ニ ュ ー:約130種類以上(すし約100種類、サイドメニュー約10種類、デザート約4種類、ドリンク約20種類)
公式サイト:https://sushiro.co.kr/