ECサイトからの成長曲線の描き方
ECサイトの成長の過程はいくつかのパターンが考えられます。王道のパターンとしては自社サイトを始め、楽天やヤフーそしてアマゾンなどのモールに出店、その次にその他の出店可能なモールに出店していくパターン。その後が問題で自社サイトを最大化していくパターンかそれ以外かになります。
それ以外というのはポップアップショップに出店していき、リアルな店舗に展開していくスタイルがあります。しかしながら、ECサイトとリアルな店舗には超えられない壁があります。ECサイトの基本は在庫管理とカスタマーケアが基本。売るものが管理できていないと売上をたてたくても、在庫がない状況になりかねません。リアルな店舗はどうかというともちろん在庫管理はあるものの接客が肝になります。対面の接客をしていないECサイトがどうやってリアルの展開ができるのか?そこでそれらをサポートする会社が存在していたりします。
しかし接客という面を乗り越えられればECサイトがリアルな展開を行うことも不可能ではなく、可能性は大きいものがあります。そこに挑戦したのが株式会社Cake.jp。同社はオンラインでB2CおよびB2Bでスイーツの販売を行うネット事業主体の企業。今回、有楽町マルイにてケーキの自動販売機を設置して、有名店とコラボしたパフェを缶の形状で販売するとのこと。催事で成功したものをより幅広く展開するということで催事のときに3種類だったものを9種類にするとのこと。
自動販売機であれば接客に人を割かなくても良いということと、出店に関わる費用が抑えられます。その分スイーツということなので賞味期限の管理や在庫の追加の手間はあるもののそこさえクリアできれば安定した運営が可能になります。この出店がうまくいくと各地域で各地域の加盟洋菓子店の商品をそれぞれの地域で自動販売機販売が可能になりそうです。今後の同社の展開に注目が集まります。以下、株式会社Cake.jpのプレスリリースより画像を引用。