DCMニコット、北海道新十津川町に112店舗目のホームコンビニをオープン ~地域密着型の品揃えで過疎地域の生活をサポート~
DCMニコット株式会社は、2024年10月11日に北海道樺戸郡新十津川町にホームコンビニ「DCMニコット新十津川店」をオープンする。この新店舗は、DCMホールディングス株式会社の連結子会社であるDCMニコット株式会社が運営するもので、北海道では71店舗目、DCMニコット全体では112店舗目となる。
DCMニコットは「小さなまちに大きな便利を届けます。」をコンセプトに、買い物が困難な地方の町へ積極的に出店を行っている。同社は小規模な商圏の地区に対応し、ホームセンター機能に加え、食品や衣料を強化した「ホームコンビニ」業態を展開している。
新十津川店は、地域のニーズに応えるべく、日用消耗品や冷凍食品の品揃えを特に強化している。277坪の店舗面積に、食品・酒・工具・金物・園芸・ペット・家庭用品等を取り揃え、地域住民の日常生活をサポートする。さらに、店舗に取り扱いのない商品については、DCMの大型店等から取り寄せることで、より幅広い商品をお客様に提供できる体制を整えている。
DCMニコットの高橋英敏社長は、「人口の減少」「超高齢化社会の進行」「地方と都市部の格差拡大」など多くの問題を抱える地域に対して、積極的に出店していく方針を示している。同社は、普段の暮らしに必要なものを提供できるよう、生活必需品に加えて、よく使う道具や資材、季節商品、衣料品や食料品まで幅広く取り揃えた便利な店舗を目指している。
特筆すべきは、DCMニコットの地域密着型の戦略だ。季節性やローカルブランドを意識し、全店舗で均一な品揃えではなく、各店舗が立地する地域の特性を考慮した売場づくりを行っている。これにより、都市部へのお買い物が不便な地域においても、地域住民の日常生活の楽しみを増やし、困りごとを解決する役割を果たすことを目指している。
新十津川店の開店は、DCMニコットの地域貢献の姿勢を具現化したものと言える。同社は「お客様が笑顔になれるお店」を目指しており、従業員が常に笑顔でお客様をお迎えし、気持ちよくお買い物ができる環境づくりに注力している。
DCMニコット新十津川店の開店は、過疎化や高齢化が進む地方都市における小売業の新たな可能性を示すものとして、商業施設業界から注目を集めそうだ。地域特性に合わせた品揃えと、大手チェーンならではの商品調達力を組み合わせたこの業態が、今後どのように発展していくか、業界関係者の関心が高まっている。以下、DCM株式会社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
【店舗概要】
1.店 名:DCMニコット新十津川店
2.所 在 地:北海道樺戸郡新十津川町字中央309番地19
3.連 絡 先:TEL:0125-72-1200 FAX:0125-72-1201
4.店舗面積:277坪
5.取扱品目:食品・酒・工具・金物・園芸・ペット・家庭用品等
6.駐車台数:23台
7.開 店 日:2024年10月11日(金)
8.店 長 名:川島 龍一(カワシマ リュウイチ)
9.営業時間:午前9時00分~午後8時00分(1月1日、1月2日を除く)
※「ホームコンビニ」はDCM株式会社の登録商標です。