CRISP SALAD WORKS、赤坂に初のオフィスビル併設型スタンド店舗をオープン ー テクノロジー活用で新たな外食体験を提案
カスタムサラダ専門店「CRISP SALAD WORKS」が、新たな展開を見せています。2014年の創業以来、東京、横浜、大阪を中心に急速な成長を遂げてきた同社が、このたび27店舗目となる新店舗を赤坂エリアにオープンすることを発表しました。
「CRISP SALAD WORKS 赤坂インターシティAIR店」と名付けられたこの新店舗は、2024年10月29日にオープンする予定です。注目すべきは、この店舗が同社初となるオフィスビル併設のテイクアウト専門スタンド業態であることです。東京メトロ銀座線および南北線の溜池山王駅から直結する赤坂インターシティAIRの2階オフィスラウンジ前という立地は、ビジネスパーソンの需要を見込んだ戦略的な選択と言えるでしょう。
新店舗は、赤坂・溜池・虎ノ門エリアにおける同社の5店目となります。このエリアでの出店が続いていることは、都心オフィス街における同社の人気と需要の高さを示しています。コンパクトな店舗設計ながら、通常店と同様のサラダやプレートメニューを提供する点も特筆すべきでしょう。さらに、朝9時からはドリンクスタンドとしても営業を行い、オフィスワーカーの朝の需要にも応えます。
CRISP SALAD WORKSの特徴は、単なるサラダ専門店ではなく、テクノロジーを活用した新しい外食体験の提供を目指している点にあります。同社は創業以来、飲食業界におけるDXを推進し、独自のアプリやSaaSの開発も行ってきました。この新店舗でも、注文の場所や時間を自由にカスタマイズできる体験を提供するなど、テクノロジーを活用したサービス展開が期待されます。
同社の宮野浩史代表取締役は、「熱狂的なファンをつくる」というミッションのもと、高品質なサラダ提供にとどまらず、CRISPらしいレストラン体験の創出を目指していると語っています。年間150万食以上を提供するカスタムサラダのリーディングブランドとしての地位を確立した同社が、今回のような新しい業態での出店を行うことで、さらなる成長と業界へのイノベーションをもたらす可能性があります。
商業施設運営者や不動産デベロッパーにとって、CRISP SALAD WORKSのような革新的な外食ブランドの出店は、施設の価値向上や集客力強化につながる重要な要素となるでしょう。特に、オフィスビルや複合施設における飲食テナントの選定において、テイクアウト需要やヘルシー志向に対応したブランドの重要性が高まっていることを示唆しています。
今回の新店舗オープンは、CRISP SALAD WORKSの成長戦略の一環であるとともに、変化する都市のオフィス環境や働き方に対応した新しい外食モデルの提案とも言えるでしょう。今後、同社がどのようにテクノロジーと飲食サービスを融合させ、さらなる事業拡大を図っていくのか、業界関係者の注目が集まることは間違いありません。以下、株式会社CRIPSのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗名 CRISP SALAD WORKS 赤坂インターシティAIR店
オープン日 2024年10月29日(火)
住所 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 2F
客席 テイクアウトのみ *店舗前オフィスラウンジの座席利用可
営業時間 平日 9:00-18:00 *9:00 – 11:00は店頭注文でのドリンク提供のみ
土日祝日 休業