古都鎌倉に新たな和の空間、和カフェ「Tsumugi」が登場
鎌倉市の若宮大路沿いに、和カフェ「Tsumugi 鎌倉店」が2025年2月6日にオープンすることが発表されました。株式会社プロントコーポレーションが手掛けるこの新店舗は、鎌倉の歴史と文化を背景にした居心地の良い空間と、豊富な和テイストのメニューで、地元住民や観光客に新たな体験を提供します。
鎌倉市は、日本有数の観光地として知られ、2022年には年間延べ1196万人もの観光客が訪れる街です。歴史的な社寺や自然豊かな景観、さらにはアクセスの良さが相まって、国内外から多くのリピーターを惹きつけています。このような観光の中心地に位置する和カフェ「Tsumugi」は、地元の文化と調和した新たなライフスタイルを提案する場となりそうです。
「Tsumugi 鎌倉店」では、藍色を基調とした和の装飾が特徴的で、朝8時から18時まで営業します。特に、鎌倉の名店の主菜や小鉢を一皿にまとめた限定御膳や、鎌倉散策の合間に最適な和スイーツが注目を集めることでしょう。この新店舗は、訪れる人々に心地よさと鎌倉ならではの魅力を同時に提供することを目指しています。
鎌倉市では観光客増加による「オーバーツーリズム」が課題とされており、地域社会や環境への影響を軽減するための取り組みが進められています。鎌倉を訪れた人ならわかるのですが、どこもカフェは常にいっぱい。観光客と地元客で賑わっている状態ですが土日はカフェ難民が増加する状態です。「Tsumugi 鎌倉店」のように、地域と観光客双方に配慮した店舗が増えることで、観光地としての持続可能性がさらに高まることが期待されています。
また、「Tsumugi」のブランドは、すでに全国で15店舗を展開しており、日本各地で和の文化を広めています。鎌倉店もその一環として、歴史とモダンが調和した空間で訪れる人々に新しい和の魅力を提供することでしょう。創業160年を誇る大阪の老舗茶屋「袋布向春園」の日本茶を使用したメニューも、他店同様に高い注目を集めるポイントとなりそうです。
「Tsumugi 鎌倉店」の開業は、鎌倉市が持つ歴史的価値と観光地としての可能性をさらに広げる契機となるでしょう。観光客にとっても、地元住民にとっても、生活や観光の質を高める新たなスポットとして期待が寄せられます。以下、株式会社プロントコーポレーションのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■店舗情報 ※2025年2月6日(木)オープン
店舗名:和カフェ Tsumugi 鎌倉店
所在地: 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-36 1F
アクセス:JR鎌倉駅から徒歩約8分
坪数/席数:61坪/81席(テーブル席69席/座敷席12席)
営業時間: 8:00~18:00
定休日:なし