イオンファンタジー、千葉県初の「ちきゅうのにわ”ぽっぷ”」を成田にオープン 地球をテーマに遊び学べる新業態
株式会社イオンファンタジーは、2024年11月27日、千葉県成田市のそよら成田ニュータウンに、千葉県初となるプレイグラウンド「ちきゅうのにわ”ぽっぷ” そよら成田ニュータウン店」をオープンする。同施設は、今年7月に全館リニューアルしてボンベルタ成田から生まれ変わった都市型ショッピングセンター「そよら成田ニュータウン」の2階に位置し、約292坪の広さを誇る。
近年、酷暑や荒天の増加により、子どもたちの外遊びの機会が減少している中、屋内で外遊びのような体験ができる空間として注目を集めている。特に成田という国際的な立地特性を活かし、子どもたちが楽しみながら地球環境への関心を育む場として期待されている。
施設内は「空」「火山」「地層」「氷山」「都市」「森」の6つのエリアで構成。火山エリアでは新遊具「岩バウンサー」を導入し、ボールプールと組み合わせたアクティブな遊び場を提供。地層エリアには抗菌砂を使用した砂場を設置し、車いすでも利用可能な配慮がなされている。氷山エリアではスライダーやボルダリングなど、体を動かす遊具を配置。都市エリアでは6種類のごっこ遊びコーナーを展開し、子どもたちの想像力や表現力の育成を図る。
さらに、毎日様々なイベントやワークショップを開催。地球について楽しく学べるプログラムや、廃材を活用した創作活動など、単なる遊び場としてだけでなく、教育的要素も取り入れている。これらの活動を通じて、子どもたちの社会性や自主性、自己表現力の向上も目指している。
特筆すべきは、0歳児の無料入場制度を導入している点だ。年齢確認できる証明書の提示により、0歳児は無料で利用可能。また、障がい者手帳等の提示で、本人と同伴者1名の基本料金および延長料金が半額となる割引制度も整備している。
イオンファンタジーでは、地域コミュニティとの連携も重視。イベントやワークショップを実施する地元企業や団体の募集を開始し、地域に根ざした施設運営を目指している。
同社は現在、日本を含むアジア9カ国で1,216店舗(2024年9月末時点)のアミューズメント施設やプレイグラウンドを展開。本施設は、新たな時代の子育て支援施設のモデルケースとして注目される。以下、株式会社イオンファンタジーのプレスリリースから画像を引用。