「うめきたグリーンプレイス」が2025年3月全面開業へ 西日本初出店含む20店舗が集結、大阪駅西側エリアの新たな商業拠点に
大阪駅西側エリアで進められているうめきた2期地区の開発において、JR西日本は「うめきたグリーンプレイス」を2024年12月12日に駅前広場を一部供用開始し、2025年3月に全面開業することを発表した。同施設は敷地面積約12,500㎡、地上3階建てで、商業施設や歩行者広場などで構成される。商業施設部分には全20店舗が出店し、店舗面積は約3,750㎡となる。
施設は、2023年11月開業のJPタワー大阪、2024年7月開業のイノゲート大阪に続く大阪駅西側エリアの開発プロジェクトの一環として位置づけられる。9月にはうめきた2期地区先行まちびらきに合わせて、既存の大阪駅方面と接続する歩行者デッキが開通し、エリアの回遊性が向上している。
商業施設は各フロアで特徴的な店舗構成を実現。1階には隣接するうめきた公園利用者向けのテイクアウト可能な食物販店舗や、グローバルライフスタイルブランドが出店。2階には周辺オフィスワーカーや来街者、インバウンド需要に対応する都市型フードコートを設置し、吉野家やケンタッキーフライドチキン、モスバーガー、丸亀製麺、ミスタードーナツの5店舗が揃う。
さらに2階には名古屋の人気店「まるや本店」が西日本初出店を果たすほか、「R Baker」「スターバックス」「Eggs ‘n Things」といった話題店も進出する。3階は隣接するうめきた公園を一望できる立地を活かし、全国初出店となる「oyster&italian skai」や西日本初となる「THE PUBLIC」「サクレフルール」「焼肉うしごろ」など、上質な飲食店が集積する。
12月12日からの駅前広場一部供用開始では、タクシー乗降場と一般車乗降場の運用が始まり、2025年3月からは大型バス駐車場も稼働予定。『「みどり」と「イノベーション」の融合拠点』を掲げるうめきた2期地区の玄関口として、また西側に拡大する大阪ステーションシティの新たな賑わい拠点としての役割が期待される。西日本旅客鉄道株式会社のプレスリリースから画像と施設概要を引用。
・施設名称:うめきたグリーンプレイス
・規模:敷地面積約12,500㎡、地上3階
・用途:商業施設、歩行者広場、駅前広場、歩行者デッキ 等
・建物設置者:西日本旅客鉄道株式会社、JR西日本不動産開発株式会社
・商業施設運営者:JR西日本大阪開発株式会社
・店舗数:20店舗
・業種:物販、食物販、飲食、フードコート、コインロッカー 等
・店舗面積:約3,750㎡
・開業時期:2024年12月 駅前広場一部供用開始 2025年3 月 全面開業