SNSをうまく活用できない! 商業施設・テナントの情報発信方法
商業施設の情報発信の方法で最近大きな変化が見られるようになった。最も大きな変化はSNSでの情報配信。会社によってはSNSを使用した情報発信を控えているところも多い。私がSNSを活用していないデベロッパーに確認をしたところ、その理由としては消費者とコミュニケーションを行うことに問題を感じているデベロッパーも少なくないようだ。
消費者と直接的にコミュニケーションを取り、それが炎上してしまうことを恐れているところも多い。炎上する確率が0%ということはありえない。しかしながら、炎上なんていうものはそうそうするものでもない。常識的な社会通念があり、消費者の立場にたって消費者にメリットのある情報を提供することに問題はない。SNSを運用する企業の多くはSNSメディアポリシーを保有し、そのポリシーに則ったSNS投稿をしているところが多い。
SNSのメリットはその商業施設のファンづくりが明快に出来る。従来の駅張り広告と異なり、効果の測定が明快であること。掲載した情報に対してのレスポンスがリアルタイムに分かる。ライン@などをうまく活用すればテナントのタイムセール情報もリアルタイムで配信することも可能になる。出店しているテナントにもメリットのある情報配信が可能になる。イベント告知なども同様のことが言える。イベント開催前、イベント開催中の状況などをSNSを使って告知することでより多くの消費者に情報を伝えることが可能になる。
しかし、これら情報配信を通じたファンづくりは簡単になせるものではない。日々SNSに情報を配信し、SNS内部でエゴサーチをしては消費者とコミュニケーションをとり、消費者から支持されるブランドであり、キャラクターをSNS上で作り上げていかなければいけません。日々そういった作業に手間をかけることを厭わない商業施設のみがSNSを使って集客力をたかめ、来館者数を増加させ、しいては売上を高めていくことができる。
SNSを活用すればいいとは簡単に言えるものの手間がかかるのは事実。外部業者を活用して情報を発信していくか?社内の人材で適任者をアサインしておこなう必要がある。手間はかかるが、人を飛び道具的にピンポイントで集客することが可能だ。
商業施設ドットコムではSNSを活用した情報配信のサポートを行っています。情報配信を活用したいがどうやれば効果的にできるかわからない・社内で運用したいが体制の組み方がわからない、という商業施設さまテナントさまはお気兼ねなくご相談くださいませ。