二子玉川ライズ・ショッピングセンター、2023年度に過去最高売上高を記録 – コミュニティ活動と外出需要回復が牽引
二子玉川ライズ・ショッピングセンターが2023年度の売上高で過去最高記録を更新したことを発表しました。本年度の売上は422億8,701万円に達し、前年比で7.2%の増加を示しました。この数字は2018年度の記録を7億円上回るものであり、特にアパレル、飲食、体験型店舗、旅行商品といった分野での成長が顕著でした。
この成功の背景には、二子玉川ライズがコミュニティ・プラットフォームとしての役割を一層強化していることがあります。例えば、来館者に「上質な日常」を提供することを目指し、多様なコンテンツ開発に注力しています。さらに、施設内で年間約180回のイベントを開催し、人と人との繋がりを深める機会を増やしています。
来館者数も2,625万人と前年比で3.2%増となり、この数値の向上にも貢献しています。特に注目すべきは、コロナ禍からの回復を迎えた際の外出需要の増加であり、二子玉川ライズではこの需要を捉え、適切な店舗誘致とサービスの提供で顧客体験を向上させました。
売上高の増加には、以下の五つの要因が挙げられます:
- 地域としてのコミュニティ・プラットフォーム機能の強化と、来館者との接点を増やす多様なイベントの提供。
- コロナ禍の終息と共に高まった外出需要に応える形で、アパレルや飲食、サービス業種の売上が向上。
- 特定フロアのリニューアル効果により、来館者が増加し、売上を押し上げる結果となった。
- 新たに導入された店舗やリニューアルされた店舗が好調な売上を記録。
- 年間イベントの拡大により、食、スポーツ、芸術を通じた上質な体験を来館者に提供。
このような施策の積極的な推進が、二子玉川ライズ・ショッピングセンターの魅力を一層引き立て、更なる成長を促していると言えるでしょう。今後も東急株式会社は、施設としての独自性と地域社会への貢献を追求し続けることで、来館者にとって価値ある場所を提供し続ける方針です。以下、東急株式会社のプレスリリースから画像と施設概要を引用。
【二子玉川ライズ・ショッピングセンター 施設概要】
名称:二子玉川ライズ・ショッピングセンター
所在地:〒158-0094 東京都世田谷区玉川2-21-1
公式サイト:https://www.rise.sc/
所有:東急株式会社、東急不動産株式会社、東急リアル・エステート投資法人
運営:株式会社東急モールズデベロップメント
開業日:第1期事業 2011年3月19日、第2期事業 2015年4月24日
営業面積:約55,000㎡
テナント数:約170店舗
アクセス:東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅直結