新時代の幕開け:角上魚類ホールディングス、草加松原に新規出店
角上魚類ホールディングス株式会社は、江戸時代から続く越後国の網元かつ卸問屋としての歴史を持つ企業です。新潟県長岡市寺泊と埼玉県さいたま市岩槻区に本社を構え、1970年代には小売業への進出を果たしました。これは、スーパーマーケットの台頭による市場変化に対応する戦略的な移行でした。その後、関越自動車道の開通を機に関東地方への出店を開始し、大量仕入れと直販システムを構築することで、魚介類の消費量が減少する市場環境の中で業績を伸ばしてきました。
角上魚類の店舗は、顧客が目の前で行われる「身卸ろし」作業を特徴としています。これは、魚をさばく職人技を見せることで、購入体験をより魅力的なものにしています。同社は、新潟県 寺泊港をはじめとする各地の市場から直接仕入れた鮮魚を、その日のうちに店舗へ直送し、顧客に提供しています。この独自のシステムは、鮮度と品質の高さで高い評価を受けています。
新たにオープンする「角上魚類 草加店」は、注目の再開発地域、草加松原団地跡地に位置します。このエリアは、『獨協大学前<草加松原>駅西側地域まちづくり推進事業』の一環として官民一体で進められている再開発プロジェクトの一部です。新店舗の開設は、地域経済の活性化に寄与すると同時に、地元住民に新鮮な魚介類を提供する新たな買い物の選択肢をもたらすことになります。
「角上魚類 草加店」の売場は、既存のロードサイド店舗と同規模のケース類を配しながら、広々とした通路を確保しています。これにより、快適な買い物体験を提供することが可能になります。また、活気あふれる「鮮魚 対面販売」では、多種多様な魚介類を提供し、店員との直接的な対話を通じて購入を楽しむことができます。刺身や寿司、惣菜、自家製漬魚など600点以上の魚介関連商品を取り揃えることで、顧客の多様なニーズに応えています。
角上魚類は、新鮮かつ安全な食品を提供することを最優先事項としており、草加店のグランドオープンに向けて万全の準備を行っています。この新店舗は、同社の長い歴史と伝統を受け継ぎつつ、現代の消費者ニーズに応える形でのサービス提供を目指しています。また、地域コミュニティに対しても積極的に貢献し、地域の新たなランドマークとしての役割を果たすことが期待されます。以下、角上魚類ホールディングス株式会社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗概要
◆店舗名:角上魚類 草加店
◆住所:〒340-0041 埼玉県草加市松原4丁目790 番3
◆オープン日時:2024年2月22日(木) 朝9時予定
◆営業時間:(平日)10:00~19:00、(土・日・祝日)9:00~19:00
◆売場面積:493.8平米
◆駐車場台数:総計 254台
◆アクセス
(公共交通機関) 日比谷線直通 東武スカイツリーライン 獨協大学前<草加松原>駅最寄り、または 草加コミュニティバス 新田ルート 松原小学校前停留所より徒歩5分
(自動車)東京外環自動車道 草加ICより約5分