H&Mが原宿に新たな挑戦!2024年春に「WITH HARAJUKU」に新店オープン
ファッション小売業界は、COVID-19の影響で大きな転換期を迎えています。特に外資系ファストファッションブランドは、日本市場での厳しい経営環境に直面してきました。過去10年間で、多くのブランドが日本から撤退し、一部は再進出を試みていますが、H&Mも例外なく影響を受け、2022年8月には、日本での2号店であり象徴的存在だった原宿店を閉店しました。
しかし、H&Mは日本市場への新たなアプローチとして、2024年春に原宿の新たなランドマーク「WITH HARAJUKU」に再出店を決定しました。この新店舗は、原宿駅前の絶好のロケーションに位置し、ファッション、ライフスタイル、ビューティーが融合した複合商業施設内の1階と2階に展開されます。隣接する店舗としてはIKEAやユニクロ、資生堂の体験型店舗などがあり、相乗効果が期待されます。
新店舗は約700平方メートルの売り場面積を持ち、原宿というカルチャーの中心地で、独自のショッピング体験を提供することに注力します。日本でのブランド戦略の一環として、全国に展開している125店舗を超えるネットワークに、原宿店が新たな価値を加えることが期待されています。
「H&M 原宿店」のオープニングには特別な企画も予定されており、詳細は今後発表される予定です。H&Mの日本代表取締役社長アネタ・ポクシンスカは、「原宿で再びお客様にお会いできることを楽しみにしています」とコメントしています。
原宿におけるH&Mの新たな店舗再出店は、外資系ファッションブランドにとっての日本市場への再挑戦の象徴ともいえるでしょう。この動きが、原宿のファッション文化、商業施設に新たな息吹を吹き込むことになるか、注目が集まっています。以下、エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社のプレスリリースから店舗概要とイメージを引用。
H&M 原宿店 基本情報
住所:150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目14-30 WITH HARAJUKU 1-2階
売り場面積:約700平方メートル