サステナビリティと美の融合:オーガニックコスメブランド『NEMOHAMO』、新丸ビルに関東初出店
株式会社ビオスタイルが運営するオーガニックコスメブランド「NEMOHAMO」は、2023年11月22日に関東初の直営店「NEMOHAMO 新丸ビル店」をオープンします。この新店舗は、三菱地所プロパティマネジメント株式会社が運営する新丸ビルに位置し、京阪グループと三菱グループのコラボレーションの一環として注目されています。
「NEMOHAMO」は、自然派コスメの実現を目指し、福岡県芦屋町の自然豊かな地域で生産されています。この地域は国定公園にも指定されており、環境への配慮が徹底されています。工場では排水や排煙を一切排出せず、使用される電力も再生可能エネルギーに依存しています。また、化粧品原料を抽出した後のしぼりかすも土に戻し、たい肥として再利用されています。
製品の原料にはオタネニンジン、ヨモギ、ツバキ、ローズマリー、ビワなど、多様な植物が使用されています。これらは契約農家や、有機JAS認証を取得した自社専用農園で栽培され、トレーサビリティを保証することで、製造工程全体の品質を確保しています。独自の低温真空抽出法により、植物の美容成分を丁寧に抽出し、無駄なく利用しています。
容器にはガラスやバイオマスPEなどの環境配慮型資材が使用されており、化粧箱にはバガス(サトウキビ絞りかす由来の非木材紙)が採用されています。これにより、ゴミの削減にも貢献しています。また、2022年4月からは容器回収リサイクルプログラム「NEMOHAMO Sustainable Action」を開始し、サステナビリティへの取り組みをさらに強化しています。
新丸ビル店の店舗デザインは、若手建築家・三井嶺氏が担当し、海洋プラスチックを再利用した壁面など、サステナブルなブランドとしてのこだわりが表現されています。また、俳優の上野樹里氏がディレクターを務める「TuiKauri」とのコラボレーションによる新たな制服も特別制作されました。
「NEMOHAMO」は、鉄道を祖業とする京阪グループの一員として、SDGsの達成に貢献する「BIOSTYLE PROJECT」の一環として展開されています。店舗内では、鉄道のレールを使用した内装が特徴的で、京阪グループの「安全・安心・誠実」な姿勢を象徴しています。
この新店舗のオープンは、京阪グループと三菱地所プロパティマネジメント株式会社の協力の下、SDGs志向のブランディングとサステイナブルな消費の推進を目指す重要な一歩です。地球環境に優しい製品開発と、持続可能な商業活動を通じて、より良い未来への貢献を目指しています。以下、株式会社ビオスタイルのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗概要「 NEMOHAMO 新丸ビル店」 概要所在地:〒100-6590 東京都千代田区丸の内 1 丁目 5 1 新丸ビル 2 階営業時間:11 時~ 21 時(日曜・祝日のみ 11 時~ 20 時)TEL&FAX 03 5860 3620開業日:2023 年 11 月 22 日(水)