サンシャインシティに登場:バンダイナムコと新業態「きゃらニクスshop」が示す商業施設の未来
2023年11月17日(金)に東京都豊島区のサンシャインシティにおいて、株式会社バンダイナムコアミューズメントが「バンダイナムコ Cross Store 東京」の第2期オープンを実施するという発表がありました。この発表は、単なる店舗オープン以上の意味を持ち、商業施設運営者、テナント、そしてリテール業界全体に多大なインパクトを与えると考えられます。
第2期オープンによって、さまざまな新規テナントが参入します。この動きは、商業施設の集客力を飛躍的に高める一方で、多様な消費者層を対象としたマーケティング戦略の成功例ともいえるでしょう。特に、「バンダイナムコ Cross Store 東京」が狙うのは、単なる買い物だけでなく、来場者が多様なエクスペリエンスを楽しめるような空間作りです。これにより、リピート率の向上と、口コミやSNSでの拡散が期待されます。
また、初出店を含む新規オフィシャルショップ8店舗の出店が予定されていますが、その中でも特に注目すべきは「きゃらニクスshop」です。このブランドは、株式会社シー・シー・ピーが展開するもので、キャラクターとエレクトロニクス(電気技術)を融合させた新しい形態のリテール業態です。家電製品にお気に入りのキャラクターを取り入れることで、商品の差別化と消費者の感情的なエンゲージメントが促されます。
これは、商業施設運営者が目を向けるべき新たなビジネスモデルと言えるでしょう。特にデジタルトランスフォーメーションが進む中で、物理的な店舗での新しい取り組みは重要性を増しています。そして、テクノロジーを活用した新規店舗は、他業態との差別化を図る上での重要な武器となり得ます。
さらに、今回の新規出店は、商業施設におけるテナントミックスの成功例とも言えるでしょう。多様な業態と多様なターゲット層をうまく組み合わせることで、商業施設全体としての競争力が高まります。このような事例は、商業施設運営者が次なるステップを考える上での参考になるはずです。
このように、バンダイナムコアミューズメントの新しい取り組みは、今後の商業施設運営に多くの示唆を提供してくれるであろうと思われます。そして、「きゃらニクスshop」のような新しい業態の参入は、商業施設の新しい可能性を広げ、さらなる成長と進化の道を拓くでしょう。以下、株式会社バンダイナムコアミューズメントのPRから施設概要と画像を引用。
施設概要
施設名称 :バンダイナムコ Cross Store 東京
所在地 :東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階
営業時間 :10:00~21:00
オープン日:2023年11月17日(金) ※第2期オープン
施設面積 :約3,931㎡(1,190坪)
施設構成
・オフィシャルショップ(全18店舗)
「アイドルマスター オフィシャルショップ 315!!!SHOP」「一番くじ公式ショップ」「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」「きゃらニクスshop」「さんすたーぶんぐのおみせ」「サンライズワールド TOKYO」「shopぬい 出張店」「TAMASHII NATIONS in Cross Store Entry Models」「ナムコ堂」「NARIKIRI WORLD STORE TOKYO」「バンコレ!セレクトストア」「BANDAI CANDY OFFICIAL SHOP」「BANDAI SPIRITS Hobby SHOP」「バンプレヤ」「びっくら?たまごオフィシャルショップ」「PREMIUM BANDAI SHOWROOM」「MegaHouse Official Store」「ONE PIECEカードゲーム 公式ショップ」・カプセルトイ専門店:ガシャポンのデパート
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