大阪のための株式会社きらくのプレミアム大阪おうどん誕生
私は西日本出身の人間なので、麺といえば元々は蕎麦よりもうどんが好きでしたが30年以上関東で生活していると自然と蕎麦を食べる機会が増えていき今や蕎麦かうどんか選べるとすると好んで蕎麦を食べるようになりました。でもそもそも、東日本は蕎麦、西日本はうどんというのはいつ頃から始まった話なのでしょうか?
日本における蕎麦とうどんの文化の違いは、気候や地理、地元の資源に起因すると考えられます。関東地方と関西地方のそれぞれの気候や地理、そして歴史が異なるため、食文化にも影響が及び、特に蕎麦とうどんの消費量に差が出ています。
関東では、冷たい気候と貧しい土壌のために、比較的栽培が容易な蕎麦が広く栽培されました。そのため、蕎麦は関東地方で人気があり、そこでの主要な穀物となりました。一方、関西地方では、温暖な気候と肥沃な土壌のため、うどんに使われる小麦の栽培が一般的でした。そのため、うどんは関西地方で一般的に消費されています。
また、江戸時代には、蕎麦は都市生活の一部となり、特に江戸(現在の東京)で大変人気がありました。その一方で、うどんは地方の食事であり、特に農村部で一般的でした。これらの地域性と歴史的な要因が、現在の関東と関西における蕎麦とうどんの消費傾向に影響を与えたと考えられます。
ただし、これらは一般的な傾向であり、関東地方でもうどんが消費され、関西地方でも蕎麦が消費されています。また、これらの食文化は地域間で流動的であり、時間とともに変化してきました。現在では、全国どこでも蕎麦とうどんを楽しむことができます。
とは言えどもうどんといえば大阪のだし汁と香川県のうどん。そんな中、株式会社きらくが大阪のうどんカルチャーを深掘りし再提案する天然大海老天丼 自家製おうどん 白狐を新規出店。1960年代から続く讃岐うどんの定期的なブームやファストフード型讃岐うどん屋の台頭など、讃岐うどんがメジャー化された現在、大阪のうどん屋でも実際は讃岐うどんの麺を使用しているお店がほとんど。そんな状況だからこそ、伝統的な大阪うどんの魅力を大阪の皆様に、日本の皆様に再度知っていただきたいという思いで、大阪うどんの特徴でもある「麺」「出汁」「具材」の3つを徹底的にこだわり抜いた新うどん業態として「白狐」を開発したとのこと。
「麺が主役で、出汁や具は脇役」ではなく、『麺』も『出汁』も『具』もみんな主役でみんな脇役な大阪うどん。『麺』『出汁』『具』の三つがバランス良くどれか一つがでしゃばることがない三位一体の美味しさが大阪のおうどんの大きな特長。その特徴を極限まで磨き上げ、完成させたのが新店のメニューとのこと。リーズナブルな香川のうどんとはことなりプレミア感のあるうどん店で平均単価がおそらく1,500前後のお店になるのではないかと思います。大阪の人たちが愛するうどんをここ磨き上げた新店に期待があつまります。以下、株式会社きらくのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
***店舗情報***
店舗名:天然大海老天丼 自家製おうどん 白狐
住所:大阪府和泉市あゆみ野4丁目4−7 ららぽーと和泉2階
電話番号:0725-58-8787
営業時間:平日11:00 – 21:00 /土日祝11:00 – 22:00