世界が嫉妬する日本の腕時計が海外進出
私はもっぱら腕時計はapple watchになってしまいましたが、腕時計というものができて以来ステータス的な意味合いや投資の意味合いを持つようになっていきました。一般的に高級腕時計といえば何をイメージされますでしょうか?やはりロレックスですよね。ロレックスのムーブメントはスイスの機械式で評価が昔からある一定あり、人気の腕時計です。スイスの腕時計といえば性格で品質が高いというイメージがあります。しかしながら、スイスの腕時計の技術に肉薄し、それを超えているという腕時計があります。それは日本の腕時計、精工舎の腕時計です。
その昔、スイスのニューシャテルで開催されたニューシャテル天文台コンクールという時計の技術を競う大会がありました。1964年にセイコーはその大会に初参加。しかしながら総合順位は144位という結果でしたが3年後のコンクールでは機械式の時計の部門で、2位が第二精工舎、3位が諏訪精工舎で4,5,7,8位が第二精工舎と諏訪精工舎という結果になりました。なんとその翌年からこのコンクールは中止に。翌年の1968年こんどはスイスのジュネーブの天文台コンクールでセイコーが総合4位から10位まで機械式時計で独占した結果になりました。1位から3位はクォーツ式でしたので結果として機械式で世界1の地位までたどり着いています。しかし、ジュネーブの天文台コンクールも翌年から中止になってしまいました。
世界が嫉妬するほどの技術を持つセイコーの時計技術。この技術を現代に活かしているブランドがグランドセイコー。日本ブランドの高級腕時計です。今回はこのメイドインジャパンの腕時計がシンガポールの人気リゾート、マリーナベイ・サンズに店舗を出店するとのこと。134㎡の広さでアジア最大級の品揃えの店舗では、知識豊富な専門スタッフが接遇するとのこと。今回を機会にメイドインジャパンが良い形で世界に飛び出し、世界で受け入れられていくことを期待しています。以下、セイコーウオッチ株式会社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■グランドセイコーブティック シンガポール マリーナベイ・サンズ 概要
場所: 2 Bayfront Ave,B2M-235, The Shoppes at Marina Bay Sands, Singapore 018972
営業時間: 11:00-23:00
面積 : 売場面積 約134㎡
品揃え: 約120 点