日本の商業施設の最先端の形
大きな会社にしかできないこと。ありますよね。政治力があって、行政を動かして街を創る。日本国内でそんなことができる企業はそうはありません。今回そんなダイナミックな大企業だからできる商業施設開発が大阪で行われます。三井不動産株式会社が手掛ける「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」 (以下「ららぽーと門真」)、「三井アウトレットパーク 大阪門真」 (以下「MOP大阪門真」)は大阪を巻き込んだ大開発となっています。三井不動産株式会社からのプレスリリースを読んでも情報が多すぎてポイントが散漫になるほどニュースが多いので、これはというポイントを解説しながらニュースをお伝えしたいと思います。
ポイント1 駅ができちゃう
今回のららぽーと門真は京阪本線大阪モノレール線門真市駅から徒歩8分という場所にあるのですが、2029年には当施設直結のモノレール新駅も開業予定とのこと。
ポイント2 大導線の上に商業施設を開発しちゃう
主要幹線道路である国道163号と大阪中央環状線に接する場所での開発。そればかりか近畿自動車道の門真ICが至近なので高速道路を使って来る人もいることを考えると足元商圏プラスアルファの場所となる。
ポイント3 2つのブランドをMIXしちゃう
三井不動産株式会社の商業施設ブランドといえば目下3つ。大型商業施設のららぽーと、アウトレットの三井アウトレットパーク、PARK-PFI事業のRAYARD。その中の2つ、ららぽーとと三井アウトレットパークをミックスして相乗効果を狙う商業施設となる。
ポイント4 広場を多めに作り公園的な機能を付加する
PFI事業でランドスケープデザインを活かす形で屋上、エンタランス、センターコートにイベント広場と屋上には巨大な子供の遊び場が誕生する。これにより地域の住民の憩いの場所を新たに生み出すことになる。
ポイント5サステイナブル対応もしちゃってる
「ZEB Oriented認証(物販等)」、「DBJ Green Building認証」などの環境認証を取得するだけではなく、約4,500枚の太陽光パネルを屋上などに実装し、そのエネルギーを活用しEV充電サービスなどを行う。
今の三井不動産株式会社の商業施設開発のちからをすべて注いだ商業施設が今回4月にオープンするららぽーと門真&MOP大阪門真。これは絶対に失敗できない商業施設であり、今後の三井不動産株式会社の商業施設開発の試金石になる開発。2025年の大阪万博までには大阪でNO1商業施設になっているのではないでしょうか?今後の動向に注目が否応でも集まります。以下、三井不動産株式会社のプレスリリースから画像を引用。