エ・プロントの新しい挑戦
出店戦略というものはトライ・アンド・エラーの不断の努力の上に成り立つもの。挑戦なくして成功なしと言っても過言ではないであろう。たくさんのエラーの上に大ヒットが生まれでてくるものになる。そんなトライをすごい回数行う会社がある。それは株式会社プロントコーポレーション。プロントを運営するサントリーとUCC上島珈琲の共同出資で生まれた企業。昼はカフェ、夜はバーの業態から、完全カフェ業態など幅広い業態を持ち、国内外に展開する日本の一大飲食企業。
サントリーのDNAである「やってみなはれ」の精神ーサントリー創業者の鳥井信治郎の口癖でやってみないとわからないので、どんどん積極的にやってみて新しい価値創造をしようというもの。この精神が株式会社プロントコーポレーションに根付いているのか?定かではないものの、積極的に同社はさまざまな場所に出店を続けている。病院、市役所、空港、オフィスビル、ボートレース場、ゴルフ場、駅ビル、商業施設、学校、ホテル。様々な場所に出店して挑戦を続けている。
今回はÈ PRONTO(エプロント)ブランドで初の宮城県、仙台市に出店するのだが、その場所が東北学院大学五橋キャンパス。大学構内への出店となる。これまで東京大学中央食堂に出店した経験を活かして、東北学院大学への出店となる。大学への出店はそんなに簡単ではない。4月から7月上旬までの前期、7月中旬から9月中旬まで夏休みを挟んで、9月中旬から1月上旬までの後期、1月上旬から4月までの春休み。実に半年前後に渡り学生がキャンパスに居ない時期が存在する。
それでも営業するためには選択肢としては2つ。半年店舗を締めるか営業を続けキャンパス以外から集客するか?今回の挑戦も簡単ではない挑戦のように思われるが、これまでのトライ・アンド・エラーをベースに是非成功してほしい店舗。以下、株式会社プロントコーポレーションのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■店舗名 「È PRONTO 東北学院大学五橋キャンパス店」
■所在地 宮城県仙台市若林区清水小路3番地1
■定休日 キャンパスに準ずる