成長するカプセルトイ店舗
今の時代にあった商売というのはどの時代にも存在している。ある時代は華美なサービスが期待される時代もあった。今の時代はコロナを超えて非接触というのが一つのキーワードになっている。コロナを超えて決済のバリエーションで非接触が圧倒的に注目されるようになり電子決済が一つの主流となっていっている。そんな中で時代のニーズとタイミングがバッチリあっているのがカプセルトイ、ガチャガチャである。
ガチャガチャはトラブルが無い限り店員と接触することもない。従業員数も少なく営業できるので運営会社側も商業施設側も人的なケアを割く必要性がない。そして出店する場所もメインフロアのメイン通路沿いでなくてもガチャがあることで集客できるので、商業施設のデッドスペース的な区画でも営業が可能なので商業施設側にとっても願ったり叶ったりのテナント。そのガチャ専門店を株式会社イオンファンタジーがこのとこ本気で取り組んでいる。
2018年、コロナが始まるちょっと前からTOYS SPOT PALO(トイズスポットパロというブランド名称でカプセルトイ専門店を展開しており現在110店舗以上を展開している。今回そのTOYS SPOT PALO(トイズスポットパロ)が大丸心斎橋店南館に出店。百貨店にカプセルトイのお店が出る時代である。今後はイオングループ外への出店を加速させ、ターミナル型商業集積、ホームセンター複合などに積極出店を計画しているとのこと。2023年には新店のグループ外出店比率を70%まで成長させる計画とのことである。
今回の目玉は完全キャッシュレス決済・抗菌施工の「回さないガチャ」 カプセルトイマシン「かぷえぼ」。コロナ時代にあったガチャを導入していくとのこと。このカプセルトイ業界はメーカー数も限られていること、ベンダー数も限られていることもあり全国展開可能なブランドは数社しかない。どの企業が完全に業界リーダーとなっていくのか今後の動向が注目されている。株式会社イオンファンタジーのプレスリリースより画像を引用。