快進撃をつづけるマッシュホールディングス
毎日プレスリリースを見ていて、他のどの小売業よりもリリースを発信している数が明らかに多い企業があります。株式会社マッシュホールディングス。同社の成り立ちは非常にユニークでもともと創業者の近藤広幸氏がデザイナー、エディター、グラフィックデザイナーを経てCG制作を行うスタジオ・マッシュを設立したところから始まる。2005年にファッション事業に参入し、現在では同社の核となるブランドのスナイデル、2008年にルームウェアの革命を行ったジェラートピケ、2010年からはコスメキッチン、ビープルバイコスメキッチンとコスメ・ビューティー事業に参入。2013年以降は飲食事業に、2020年以降は不動産事業にも進出。ライフスタイル提案の総合小売事業体として活躍をしている。
その展開の幅の広さから毎週なにかのプレスリリースを打ち続けている同社。昨年コロナ禍にもかかわらず増収増益。(利益高は非公表)売上高は実に899億円(前期比18%)もう少しで1000億円に手が届きそうな同社。積極的な商品開発、ECでの展開、ブランド開発と攻めの動きを続けていることがその結果に結びついているのではないだろうか?この勢いの源泉は企業の文化としてあったらいいなというブランド、商品を作るという姿勢にある気がしている。売上のためにブランドを展開するのではなく、社員が作りたいものを通じて多くのユーザーから喜ばれるものを作り続ける体制があるからではないだろうか?
同社は今回は新宿地区から2つのリリース。一つはフェミニンで洗練された繊細さに少しのユーモアとモードのエッセンスをちりばめしなやかでエレガントでありながらも力強さを感じさせる”Feminine mode wears”高感度な服が好きな女性をロマンティックで幸せな気分へと導く。をブランドコンセプトにするFURFUR。ラフォーレ原宿店からスタートし、西武池袋本店 SEIBU BEONE 店・渋谷パルコ店・ルミネ横浜店・ジェイアール名古屋タカシマヤ店・梅田エスト店・FUKUYA ADDICT 店の他、今年2022年9月にはルミネ新宿2店が旗艦店としてニューオープンするとのこと。
もう1のリリースは『Vintage Feature Dress』をコンセプトに、ヴィンテージアイテムから伝わる繊細なクラフトワークや独創的なデザインを現代のファッションに取り入れたリアルクローズを提案しているLILY BROWN(リリー ブラウン)からのリリース。ルミネエスト新宿店リニューアルオープン1周年記念として2022年9月3日(土)より各ルミネ店舗(ルミネエスト新宿店/ルミネ横浜店/ルミネ有楽町店/ルミネ池袋店/ルミネ大宮店)限定アイテムを、また9月8日(木)よりルミネエスト店限定のアイテムを発売するとのこと。この限定商品が売上の拡大につながっているとのことで、売上を拡大している種になっている。
攻め続ける企業は成長し続ける。今後も株式会社マッシュホールディングスの動きには注目。以下、同社のプレスリリースより新店概要と画像を引用。
店舗概要
店舗名:FURFUR ルミネ新宿2店
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-38-2 ルミネ2 2F
電話番号:03-5990-5507(オープン日より開通)FURFURイメージ画像
LILY BROWNの限定商品イメージ画像