川口駅改札外に新店
みどりの窓口が相次いで閉鎖していっている。その背景にはチケットレス化による人件費削除ということだ。たしかにコロナ禍が続き減収が続いたJR各社にとってみどりの窓口はコストセンターになってしまった。閉鎖したみどりの窓口の跡地の使われ方は様々。本八幡駅などは駅職員が現地で撮影した写真を掲示するギャラリーに。小岩駅では催事区画として使用していた模様。高円寺のみどりの窓口の跡地は全国90種類の卵を日替わりで買える卵専門店に。各駅でさまざまな工夫がなされている。
今回のニュースは川口駅のみどりの窓口跡について。元々1区画だったものを4つに区画を切って、3店舗食物販店舗、1店舗物販店舗を導入。食物販店舗についてはコロナ以降テイクアウトが主流となり人気となっているのでその流れ。物販は株式会社パルグループホールディングスの3coins。3coinsは価格の手頃さもありティーンズからも支持を受けている雑貨店舗で昨今はtiktokなどのSNSなどでも注目されている店舗。日常雑貨であるにも関わらず3コインズ目当ての来店動機をもたせることもできる強いテナント。
食物販店舗はコロナ以降駅チカでテイクアウトに力を入れている株式会社FOOD & LIFE COMPANIESの関連会社の株式会社京樽が展開する京樽とスシローのダブルブランド店舗。株式会社JR東日本クロスステーションが自社で展開するこだわりおむすび店のほんのり屋。そして期間限定でテナントが入れ替わる催事スペース、コレもう食べた?が出店する。どれもテイクアウトで駅の乗降客にとって使いやすい店舗が揃うことになる。
足が早い駅改札外ですが、乗降客にとっての利便性が高いテナントミックスは消費者から支持を受けること間違いなし。今後の川口駅改札外の動きにJRのみどりの窓口跡地の展開に注目が集まります。以下、株式会社JR東日本クロスステーションのプレスリリースより画像を引用。