商業施設を営む上場メーカーの挑戦
あまり多く知られていないことではあるが、一部上場企業が商業施設運営を行うケースがまれに存在している。本業との連携を視野においた事業開発だったりもするが、多くは多角化の一環としておこなわれていることが多い。そもそも資産をお持ちなので資産管理会社が土地活用の一環で商業施設を運営されているところも多い。有名なところで行くとトヨタ自動車の商業施設などだと思いますが、今回のご紹介するのもグンゼの商業施設。
地域社会のための商業施設つくるために、既存商業施設をグンゼ開発株式会社がリニューアル実施。今回新規OPENするのはツルハドラッグ、セブンイレブン、コインランドリー。全て生活のインフラに近いMDとなっている。奇をてらうような商業施設をつくるよりも、地域の方に喜んでいただける商業施設づくりに徹底している感じがありとても好感がもてた。
おしゃれなもの、美味しいもの、たのしいもの、それはどこかに行けばある。でも、毎日どうしても使わなければ行けないものが集積されていることがデイリーで使う商業施設には大切。ネイバーフッド型商業施設はスーパーがないといけないと思われがちだが本当はスーパーよりもコンビニだったり、ドラッグストアの方が必要なんだと再認識させらえたリニューアルのように思える。
本当にお客様、地域住民から支援される商業施設をつくることが長く愛される商業施設づくりなのかもしれない。以下グンゼ株式会社のプレスリリースより抜粋。
「グンゼタウンセンター市川大門」大規模リニューアル 2月24日より7店舗が順次オープン
グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:児玉 和)の連結子会社グンゼ開発株式会社(本社:兵庫県尼崎市、社長:溝口 克彦)は、運営する商業施設「グンゼタウンセンター市川大門」(山梨県西八代郡)において1996年の開業以来の初となる大規模リニューアルを実施します。
今回のリニューアルでは、ニューショップ6店舗、リニューアルショップ1店舗の合計7店舗が、2月24日以降順次オープンします。現在確定している4店舗に続き、日常に密着した業種を中心に誘致を進め、毎日、便利で豊かな暮らしを実現できる、地域の皆さまに喜ばれる施設として貢献してまいりますエリア周辺は、比較的交通量の多い県道3号線、401号線の交差点に位置しており、近隣住民のファミリー層のほか、通勤通学の会社員や学生等、幅広い集客を見込んでいます。敷地内には立ち寄っていただいた皆さまが快適に過ごしていただけるようベンチやテーブルを配し、休憩や集まって会話を楽しめるような憩いのスペースを充実させます。また、当施設がある市川三郷町とのコラボレーションで、同町をイメージした看板設置を計画しており、地域の皆さまに親しみを感じてもらえる施設を目指します。
■施設概要
名称: グンゼタウンセンター市川大門
所在地: 山梨県西八代郡市川三郷町市川大門1384-1
営業時間: 店舗により異なります。
敷地面積: 5,770㎡ (1,745坪)
延床面積: 2017.46㎡ (610.27坪)
駐車台数: 68台
開業年月: 1996年12月
アクセス: JR市川大門駅出口から東へ徒歩7分、三郡橋を東へ直進(三郡東橋東交差点角地に位置)■リニューアル予定