定番化したアウトドア需要
アウトドア需要はコロナ禍を通じて堅調に成長した。安全なレジャーとして多くの人がコロナ禍でもグランピングやキャンピングそしてBBQなどを楽しんでいる。日本オートキャンプ協会が2020年に発表した内容によると19年に1泊以上のオートキャンプに参加した人は前年を1.2%上回る860万人。ビギナー層が拡大傾向にあり、尚且ソロキャンパーの数も増加していっているというものだった。
ソロキャンパーが増えると何が起こるかというとギア関連の売上が伸びていきます。なにせしソロでキャンプするのでテントも調理器具もすべてお一人さまのために揃えていく必要があります。その影響を受けてアウトドア用品の売上は伸びていきましたし、メーカー各社もソロキャンパー向けの商品を開発していっています。1人用のテント、1人用のアウトドア調理器具、1人用のBBQコンロなどソロキャンパー向けの商品は今やどんなもので販売されています。
このアウトドア需要で成長しているのがアウトドアアパレルブランド。本格的なギアに近いアパレルから、タウンユースのカジュアルなものまでアウトドアブランドは好調。もちろんアウトドアギアもここ数年急激な成長を遂げています。アウトドア・BBQのギアブランドも色々国産メーカーが多いのですが、知名度の高いブランドといえばLOGOS。LOGOSの株式会社ロゴスコーポレーションは1928年に船舶用品問屋として創業した会社。1983年からアウトドア用品に参入し、1985年にLOGOSブランドを本格的に展開しはじめた。今や商品製造・販売だけではなく、2018年京都府城陽市に「LOGOS LAND」、2022年には高知県須崎市とのコラボレーションで誕生したテーマパーク「LOGOS PARK」、従来の直営店にカフェを併設した「LOGOS SHOP & CAFE」、独自の空間プロデュース業である「LOGOS SHOP & HIROBA」など幅広い展開を行っている。
その同社の直営店運営会社である株式会社アウティングスペースが「ららぽーと立川立飛」の2Fに、「LOGOS SHOP ららぽーと立川立飛店」を6月24日(金)にオープン。BBQグッズからアパレルまで幅広い商品MDを用意する店舗になるとのこと。新店のちょっとしたこだわりはLOGOSのロゴであるメイプルリーフを立川のローカル要素を盛り込んだロゴにして店舗内装に施してある点。日本全国で展開する同社ならではのアイデアなのではないでしょうか。アウトドアブームは定番化し、今後ますます多くの商業施設にアウトドア用品販売店が増えていくのではないかと思われます。今後の株式会社アウティングスペースの出店に注目です。以下、株式会社ロゴスコーポレーションのプレスリリースより画像と店舗概要を引用。
施設詳細
【 ららぽーと立川立飛 】
住所:〒190-0015 東京都立川市泉町935-1
施設HP:https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/tachikawa/