リサイクルビジネスの肝
SDGsの高まりを受けてサステイナブルなライフスタイルが徐々に浸透しつつある。それと同時に低成長社会でどう生き抜くかというライフスタイルがちょうど良い形がで重なり合う形となってさらに追い風となっているようにも見受けることができる。例えば都心部では若年層で常識となりつつ有るシェアのモデル。自転車、自動車などの乗り物は所有するのではなく、共有し使った分だけ払うというスタイル。メンテナンス費用や税金などの維持費などの所有することでかかる費用を抑え、生産コストによる地球に対するインパクトを和らげることができるシェアモデル。
シェアモデルよりも前に存在し、日本では江戸時代からビジネスモデルが定着していたのがリサイクルモデル。現在の浅草橋あたりには古着の市場があり、多くの江戸っ子が古着を着用していたとのこと。このリサイクルモデルの肝は在庫。在庫を多く抱えすぎても経営状況はよくならない、そればかりか在庫倒れすることも往々にしてあります。かといって在庫が少なすぎると販売するものがなくなるわけですからキャッシュアウトして倒れてしまうこともあります。これはどんな最新のリサイクルビジネスモデルでも同様のことが言えます。海外のリサイクルビジネスモデルでも同じです。
適切に在庫を確保することがリサイクルビジネスモデルの最も重要な成長要因になります。これに対して真剣に取り組んでいるが株式会社ボーダレス・ジャパンの関連会社ポストアンドポスト株式会社。ボーダレス・ジャパンは起業家を創出するプラットフォーム企業として数々の社会課題を解決するビジネスモデルを生み出していますが、ポストアンドポスト株式会社はベビー服のリサイクルに挑戦している企業。ベビー服という着用期間が数ヶ月ごとに変わり、廃棄物になりやすい衣料品、ベビーカーなどのグッズをリサイクル販売している同社は今回販売のみを行っていた商業施設で買取も開始。
マークイズ福岡ももち店でベビーカーやチャイルドシートなどの対象ベビー用品10点を買取スタートしたとのこと。ちなみにベビー用品10点とはベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッド、ハイローラック、バウンサー、ハイチェア、歩行器、ベビーサークル、ベビーゲート、バンボとのこと。適切に買取がすすめばベビー関連のゴミは少しでも少なくなっていくはず。作られる限りはごみになるものでもなるべく長く商品を使うことで地球に与えるインパクトは少なくなるはず。適切なタイミングで適切な買取を行うことでポストアンドポスト株式会社の目指す社会は少しづつ近づいてくるはずです。同社の今後に期待です。以下、株式会社ボーダレス・ジャパンのプレスリリースより画像と店舗概要を引用。
・店名 ポスポスマルシェ200 マークイズ福岡ももち店
・住所 〒810-0065 福岡県福岡市中央区地行浜2-2-1 マークイズ福岡ももち1F
・電話番号 090-1738-3714(電話受付時間:11:00〜18:00)
・営業時間 10:00〜21:00(査定受付時間10:00〜16:00)
・定休日 施設の定休日に準ずる