デッドスペースの救世主誕生 | 商業施設ニュース
商業施設といえば華やかで人通りが多いファサードをイメージする場合も多いと思います。そんな場所ばかりだと助かるのですが、実際には構造上どうしても人が通らない場所が生まれたりするものです。そういうデッドスペースでさえ共用部としてそれなりコストがかかるものです。誰も通らない、売上をうまない場所でも共用部としてのコストはかかります。そういったデッドスペースの活用にはこれまで様々な施策がなされてきました。
古くはガチャガチャや自販機そしてプリクラの設置などさまざまな装置系の取り組みがなされてきました。いまでもそういったスペースがおおくございますが、今回ご紹介するニュースはワークブースの設置についてです。ワークブースの設置と申しましても、1坪を貸すタイプのものではなくデベロッパーが自らの事業として取り組むタイプのブース。とはいえども、入退室管理は?決済は?と運営に課題が残ります。
今回のニュースで取り上げる株式会社ビットキーはそういった施錠・予約・決済などのシステム面を全部込みで1ヶ月5万円(税別)〜でブースを貸し出す事業を開始。借り受けたデベロッパーは自由に時間チャージを設定し、集客の一つの目玉として扱うこともできます。他方できっちり売上をとり、利益をあげることもできるツールです。コストとしては初期費用0円、月額固定賃借料、電気代そして決済手数料がかかるものになります。
商業施設のデッドスペースの一つの解となるこのブース。今後おおくの商業施設、とりわけ駅チカの商業施設やビジネスカンファレンスセンターなどから至近の商業施設にとっては絶対必用な機能になっていくことかと思います。今後の株式会社ビットキーの展開に期待です。以下、同社のプレスリリースから画像と製品概要を引用。