そこに行かないと体験できない | 商業施設ニュース
ネット通販でものを買うという行動がここまで浸透した社会において商業施設の役割とは何になるのか?というのは常日頃議論される話題です。コロナ禍が進み、この議論は益々多くの人を巻き込んでなされるべき話題ではあります。ことよりものという表現が古いもので言えば30年くらい前から囁かれるようになり各商業施設がこととは何か?を模索し挑戦し続けてきました。
ある商業施設ではイベントであったり、ある商業施設では共用部分であったり、地域密着型のデイリーで訪れる商業施設であったり、そこに行かないと体験できない場所の創造こぞって挑戦していました。そこに正解はなく未だ多くの企業が商業施設の役割を模索している状況です。そんな中で最近では公園と一体型などのようによりランドスケープを活かした商業施設も生まれています。
今日ご紹介するのは年末にOPENを予定されている湖のスコーレ(うみのすこーれ)琵琶湖のことを滋賀地元の方はうみと呼ばれ、スコーレはギリシャ語で学校なので、琵琶湖の学校という意味になる商業施設。この施設は醸造室やチーズ製造室のそこに行かないと購入できない店舗兼製造所や体験教室などのようにそこでしか体験できない場所がふんだんに盛り込まれた施設。ストアでは全国の民芸品からアパレル・家具までを取り扱うとのこと。施設のコンセプトが近江商人のコンセプトをなぞっており、
買う人も、売る人も、つくる人も。
誰もが学びながら、より良く成長していることを感じられる場所。
すこやかに生きるための暮らしの学びが、ここからはじまります。
とのこと。新しい商業施設の形を指し示す施設になるのではないでしょか?
以下、株式会社湖北ライフスタイル研究所のプレスリリースより施設概要と画像を引用。
■施設概要
所在地:滋賀県長浜市元浜町13番29号1階 「湖のスコーレ」
運営会社:湖のスコーレ株式会社
企画・監修:石村由起子(くるみの木)、相馬夕輝
事業内容:飲食店・製造販売店・物販店・体験事業等
開業日:2021年12月23日(木)
営業時間・店休日:11時~18時(喫茶室は11時~17時)、毎週火曜・水曜休み
※2022年2月末日までの冬季営業期間中の営業時間・店休日です。
※12月28日~1月5日までは年末年始休業となります。
問合せ:info@umi-no-schole.jp