進む海外進出
コロナ禍の中で明日が見えないと小さくなることもできますが、割と多くの企業がコロナ禍前の海外進出の方向性を取り戻しつつあります。丸亀製麺を運営する株式会社トリドールHDはロンドン1号店をOPENし初日から100名が並んだということです。年内に更4店舗、合計5店舗をイギリスに出店するとのこと。日本食はロンドンでもこれまでNOBUを中心に創作和食が人気でしたが500円前後でうどんが食べられるメニューは今回が初めてになるものと思われます。ロンドンっ子に支持されていくことが期待されます。
株式会社アダストリアが展開する基幹ブランドのstudio CLIPは海外初出店となる台湾1号店を統一時代百貨台北店に出店。これまで10代から20代向けのブランドを中心に展開していましたが今回の出店を機に30代から40代向けのブランドを追加し台湾マーケットでの展開を強化するとのこと。現時点で同社が台湾で展開しているブランドは、グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム、ジーナシス、ヘザー、レピピアルマリオ、スタディオクリップ。すでに多くのファンを魅了する株式会社アダストリアの台湾展開ですが今後より一層多くのファンを掴んでいくことが期待されます。
コロナ禍を超えた時の世界を睨んだ出店計画を各社進め始めています。今後の各社の海外展開に注目していきたいと思います。少子高齢化が進む日本でマーケットにあった出店を行うか?これから伸びていく市場に出店して一緒に成長するか?どちらが健康的なのでしょうか?各社の挑戦をこれからも見ていきたいと思います。
以下、株式会社アダストリアと株式会社トリドールHDのプレスリリースより画像を引用。(順不同)