アウトレット界隈のディズニーランドが新たな開発。
ディズニーランドの評価されるべきところは何よりも絶えず新たなゾーンを開発し続けることなのですが、それにはウォルト・ディズニーの完成しないパークへの思いがコンセプトに込められているからでもあります。商業施設の場合は開発立地が市街地などで開発が否応がなく完了してしまうことが多いのですが、皆さんご存知の御殿場プレミアム・アウトレットは広大な山の中にある商業施設ですのでまだまだ開発を行うことができます。
開業から20年常に進化をつづけている商業施設で日本のアウトレットのナンバーワンと言っても過言ではない施設です。その施設に新たにホテルや子供の遊び場そして温泉などのサービス追加、店舗ゾーンの追加、飲食ゾーンの追加、駐車場の追加そしてバスターミナルの追加などが行われるとのこと。
2020年は間違いなくオリンピックで多くの海外からの顧客が日本に来訪します。御殿場プレミアム・アウトレットは眺望がよく、施設から富士山が見渡せます。この点を考えますと多くの海外旅行者がバスで同施設に来訪し富士山を見ながらお買い物ができる場所として高い評価を得そうな場所です。同施設は2020年の夏に更に店舗数を増やすとのことです。
五輪に向けた正しい準備のお手本になるのか4月のリニューアル増床の成功度合いが夏の本番リニューアル増床に向けた足がけになると思いますので一度訪問してしっかりと見たいと思います。以下、三菱地所・サイモン株式会社のプレスリリースを抜粋。
御殿場プレミアム・アウトレット 第4期増設開業日は、2020年4月16日(木)に決定 ~開業20周年の年に“日本を代表する唯一無二のショッピングリゾート”へ進化~
88店舗が登場し、滞在性を高めた日本最大の広さを誇るアウトレットに
三菱地所・サイモン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:山岸正紀)は、「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県御殿場市)の第4期増設オープン日を、2020年4月16日(木)に決定いたしました。
日本国内初のプレミアム・アウトレットとして、世界文化遺産・富士山の麓に2000年7月に開業。19年間で約1億7,000万人(2000年~2018年度レジ客数合計)以上のお客様にご利用いただきました。国内9か所に展開するプレミアム・アウトレットのフラッグシップであり、日本を代表するアウトレットセンターです。
開業20年の節目の年に約12年ぶりに実施する第4期増設では、新設エリアの開業に加え、施設全体の魅力を底上げするよう滞在性と快適性を強化。同時に、既存エリアのリニューアルも行います。富士山ビューのスポットを設けた新設エリアは「Hill Side(ヒルサイド)」と命名し、店舗面積約17,000㎡に、アウトレット日本初出店13店舗(物販のみ)を含む物販72店舗、飲食16店舗(既存店舗の移転22店舗含む)計88店舗がオープン。既存エリアとあわせて、全体で店舗面積約61,000㎡と、圧倒的規模と存在感を誇る日本最大のアウトレットセンター※へと進化いたします。※店舗面積において。当社調べ。
「ヒルサイド」には、物販では、ラグジュアリーブランドを中心に、カジュアルファッションやファミリーでも楽しめるブランドが出店。さらに飲食店では、フードエリアを形成したほか、6店舗集積した「ITADAKI TERRACE(いただきテラス)」と称したフードホールを新設します。
また、約2,000台分の駐車場を新設し、合計約7,000台へと増強。さらに、メリーゴーラウンドなどを備えたプレイグラウンド(有料)や、増加するインバウンド来場にも対応した団体観光バスターミナルも新設します。また、既存エリアと「ヒルサイド」を結ぶ2か所に橋を設置いたします。なお、既存エリアのリニューアルは、2020年夏の20周年を目処に順次オープン予定です。
昨年12月には、小田急グループにより、客室の半数以上で富士山ビューを楽しめる「HOTEL CLAD」と 自家源泉の良質な温泉や絶景を眺める露天風呂などが完備された日帰り温泉施設「木の花の湯」が開業。ショッピングだけでない、“アウトレットの新たな楽しみ方”を提案しようと滞在の機能を拡充いたしました。
御殿場プレミアム・アウトレットは、アメリカ生まれのアウトレットとして日本に開業して今年で20年。アウトレットの枠を超え “日本を代表する唯一無二のショッピングリゾート”へとアップグレードし、エリアの広域観光拠点となる施設を目指します。
開業20周年 第4期増設に伴う全体概要
①第4期増設エリア「ヒルサイド」の開業 アウトレット日本初出店13店舗などが登場
「ヒルサイド」は、富士山ビューを存分に意識して設計。ゆるやかな傾斜地を利用したひな壇状の地形に、3つのストリートを形成します。アウトレット日本初出店13店舗(物販のみ)を迎えるほか、施設全体の回遊性を高めるため、既存エリアからの移転含め、物販72店舗、飲食16店舗、計88店舗がオープン。全体で店舗面積約61,000㎡と圧倒的規模と存在感を誇る日本最大のアウトレットセンターへと進化します。
②駐車場の増強、プレイグラウンド(有料)の新設など、全体の魅力を底上げするような機能をアップ
駐車場の増強、外周道路の拡幅、プレイグラウンド(有料)の新設、団体観光バスターミナルとラウンジ機能をもったウェルカムセンターの開設、各所に富士山ビュースポットを設置。さらに新設エリアと既存エリアを結ぶ2つの橋を架けるなど、施設全体の魅力を底上げするような滞在性と快適性の機能向上を図り、「日本を代表するショッピングリゾート」としての環境を充実させます。
③スポーツ&アウトドアブランド集積ゾーンの登場など、既存エリアでのリニューアルを実施
第4期増設にあわせて、既存エリアでもリニューアルを計画。スポーツ&アウトドアブランドが集積するゾーンが登場します。また御殿場プレミアム・アウトレットの特徴であるラグジュアリーブランドの拡充を実施。「バーバリー」が既に拡張オープンしています。さらに、施設全体の回遊性を高めるキーブランドの移転、より一層の豊富な品揃えにつながる店舗の大型化などを進めており、2020年夏の20周年を目途に、順次オープンする予定です。
※既存エリアのリニューアルについては、春ごろに詳細を発表予定です。
④ホテル・日帰り温泉施設が開業し、まさに“滞在型のショッピングリゾート”の実現
国内外のお客様に“新たなアウトレットの楽しみ方”を提案しようと、「ヒルサイド」の開業に先駆け、昨年12月15日には小田急グループの「HOTEL CLAD」と日帰り温泉施設「木の花の湯」が開業しました。
■第4期増設エリア「ヒルサイド」ブランドラインナップ
【物販店舗】
ラグジュアリーブランド&インポートブランドの拡充に加え、趣味雑貨など多彩なカテゴリーが登場
御殿場プレミアム・アウトレットの特徴でもあるラグジュアリーブランド&インポートブランドの拡充に加え、人気のセレクトショップ&カジュアルファッション、さらにはキッチングッズやキャラクター、ステーショナリーなど、全方位でのブランドラインナップの拡充を図ります。
<主な出店店舗(一部)>
100年以上の歴史を持つコンバースから誕生したファッションブランド「コンバース トウキョウ」や、いつまでも飽きのこないリュクスなバッグ&レザーグッズを展開し“永遠のベーシック”とも称される「ジェイアンドエム デヴィッドソン」、次世代のイタリアファッションシーンを牽引するアレッサンドロ デラクアが手掛ける「ヌメロ ヴェントゥーノ」。さらにシルエットの美しさと極上の穿き心地が魅力のアメリカL.A.から生まれたリラックス感あるデニムブランド「ヤヌーク」、ユニークなデザインの観点を持ち合わせた上質のテーラリングを専門とするニューヨーク発のラグジュアリーブランド「トム ブラウン」のフルコンセプトストア、スポーツカテゴリーとして、ヨガウェアなどの高機能性なファッションを提案する「ルルレモン」、期間限定で、ヴァージル・アブローが手掛けるハイエンドなブランド「オフホワイト」。上記ブランドをはじめとする13店舗がアウトレット日本初出店いたします。また、ニューヨークのリアルクローズを表現したモダンラグジュアリーブランド「スリーワン フィリップ リム」が日本のアウトレットでは唯一の店舗として登場。さらに、多くの芸術家などに愛される伝説的ノートブックなどの販売を手掛ける「モレスキン」も期間限定出店いたします。
【飲食&食物販店舗】
エリアを代表する名店や人気店を集めたフードホールとフードエリア
既存エリアと比較して飲食店の構成率を高め、“食”の魅力も拡充。県内や近隣エリアで人気の飲食店を中心とした“エリア発信グルメ”7店舗と、アウトレット施設では初お目見えとなる人気店や新業態の飲食店などが出店いたします。
<主な出店店舗(一部)>
“富士山ビュー”を第一に設計されたフードホールは、「ヒルサイド」の一番高い位置にそびえ、「ITADAKI TERRACE(いただきテラス)」と命名。6つの飲食店が登場します。静岡県菊川市の日本茶カフェが急須で淹れるお茶やアレンジティーを販売するティースタンド「サングラムグリーンティー」をはじめ、個性豊かな飲食店が立ち並び、テラス席48席を含む386席をご用意。晴れた日には、富士山の絶景を眺めながら心行くまでお食事をお楽しみいただくことができます。
また、飲食店舗を集めたフードエリアを中心に、飲食や食物販の店舗を拡充。マカロン・パリジャンを生み出した老舗パティスリーメゾン「ラデュレ」や、静岡県のソウルフード「炭焼きレストラン さわやか」、箱根強羅名物“豆腐かつ煮”が人気の「田むら銀かつ亭」などがアウトレット施設日本初出店。幻のコシヒカリ『雪ほたか』を美味しく味わえる食堂スタイルの新業態レストラン「サロン ギンザ サボウ こめ食堂」、トランジットジェネラルオフィスが手がけ、脇屋友詞氏が監修する点心や汁なし担々麺を提供する新業態「ファンファン飲茶」もお目見えいたします。
第4期増設における新機能・サービス 概要
①駐車場を1.4倍増強、約7,000台に
新たに3か所の立体駐車場等を建設。現在の約5,000台から約7,000台へと拡大(ホテル専用駐車場を除く)するほか、外周道路の拡幅工事や来場経路の道路改修工事を実施し、来場の利便性が向上しました。さらに昨年3月には、足柄スマートインターチェンジが開通したことで、一層施設へのアクセスが便利になりました。
②「ヒルサイド プレイグラウンド(有料)」を新設
イタリア製で直径7mのメリーゴーラウンドや、急降下と上昇や回転を繰り返す日本初のイタリア製タワー型ライド、アメリカの古き良き時代の蒸気機関車に模したコインレールライド、お城をイメージした的に水鉄砲で撃つコイン式ゲーム、アクアブラスタなど、ご家族、グループでも楽しめるスポットを新設。富士山の絶景もお楽しみいただけます。(運営:KCAオペレーションズ株式会社)
③2か所目のバスターミナル「ヒルサイド バスターミナル」を新設
増加するインバウンドにも対応する観光団体バスの専用ターミナルとして新設。
また、拡大した施設の回遊性を高めるヒルサイド バスターミナルとウェスト バスターミナル(路線バス・シャトルバス等)を結ぶ場内循環シャトルバスの運行も予定しています。
④ラウンジ併設のウェルカムセンター
ヒルサイド バスターミナル横に新設。無料Wi-fi設置のラウンジには、くつろげるソファー席やカウンター席を設けたほか、飲料自販機や外貨両替機を設置。日本政府観光局(JNTO)の外国人観光案内所認定制度で、「カテゴリー3」の認定(2019年12月現在)を受けた ウェルカムセンターでは、英語、中国語対応スタッフのほか、画面による通訳サービスにより様々な言語でのご案内が可能です。様々な国や宗教のお客様に安心してお買い物をお楽しみいただけるよう、男女別のプレイヤールーム(祈祷室)も設置します。
⑤全長約180mの屋根付きトラス橋の建設
「ヒルサイド」と既存エリアは、新たな2本の橋で結ばれます。既存エリア「ウェストゾーン」と、「ヒルサイド」をつなぐ全長約180mのトラス橋は、富士見十二景にも選ばれた既存エリアにかかる「夢の大橋」につづく“第二の大橋(仮称)”として設置。片側には、屋根を設け、雨天時の動線を確保。雨にぬれることなく新設ゾーンと往来が可能となるほか、橋の中央にはビューポイントを設けることで、目の前に広がる絶景をお楽しみいただけるよう工夫を施します。
⑥4期ゾーン内に、2か所の従業員休憩室を設置
ES(従業員満足)向上を図り、より一層充実したサービスをお客様に提供いただけるよう、既存エリアに5か所あった従業員休憩室に加え、新たに「ヒルサイド」内に2か所新設。休憩はもちろん、ミーティングルームや、歯磨きスペース、パウダールームなどを完備します。