百貨店×出版=コンテンツ×表現=集客増大?
オシャレな雑誌の代名詞といえば男女問わずマガジンハウスの雑誌。その編集を長年続けられた経験を活かして、様々な企業やイベントなどに合わせた出版物を企画編集されているのが、株式会社マガジンハウスのカスタムプロデュース部。これまで社内報や販促関連などを多くの企業に提供されていました。面白いところで、上野動物園の園内情報誌などがあります。その経験とノウハウを活かして、伊勢丹新宿本店の食をテーマにしたフリーマガジンを手がけられています。今回は3号目をだされるとのこと。館内向けのパンフレットはこれまでも多くはありますが、コンテンツを食に絞り、出版社に依頼するということはあまりありません。
百貨店のコンテンツは食に限ったとしても幅が広く様々なコンテンツがあります。そのコンテンツを出版社が豊かな表現で顧客に訴えることで集客力を強化されていくというビジネスモデルです。これだけデジタル化された世の中でそういったことがありうるのかと思われるかもしれませんが、百貨店の客層で特に食であればありうるのではないかと思います。今回3回目の取り組みですが、これからも続けていただきたい取り組みです。以下、株式会社マガジンハウスのプレスリリースより抜粋。
伊勢丹新宿本店の食の情報を発信! 読みやすくなったと大きな話題に。フリーマガジン「FOODIE」をマガジンハウスが編集。
株式会社マガジンハウス(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 片桐隆雄)は、食にこだわる人が集う伊勢丹新宿本店の「フードコレクション」の情報を隔月で発行するフリーマガジン「FOODIE」を制作しています。2019年の4月にリニューアルを敢行し、以降、同社のカスタムプロデュース部が編集を担当することになりました。
A4変形判36P 平綴じ、隔月刊。
「マガジンハウスの雑誌」としてFOODIEを再編集する。ビジュアルにインパクトがあり、文字も読みやすいベーシックなデザインになっています。伊勢丹新宿本店は日本を代表する食の宝庫なので、貴重な情報がふんだんにあります。1冊を「特集」と「定例」に分けて、それぞれ紙質も変えました。食の製作者を訪ねる「BEHIND THE DOOR」や、伊勢丹新宿本店でよく買い物をする人に話を聞く「MEET THE FOODIE」など「フードコケクション」を中心に「食の両軸」をレポートする内容になっています。
現在、4月下旬に1号目を、6月下旬に2号目を配布。3号目は9月初旬に配布予定になっています。
三越伊勢丹の食のメディアFOODIEのウェブサイトはこちら。
https://mi-journey.jp/foodie/
マガジンハウス・カスタムプロデュース部のウェブサイトはこちら。
https://custom.magazineworld.jp/