日本のパワーセンターの草分け 上越PATIO
日本の商業施設には色々なカテゴリが存在します。いわゆる商業施設、ショッピングセンターとは違う形式で20年前後前に日本で話題になったタイプの商業施設があります。それはパワーセンターです。元々はアメリカで1990年前後に生まれた業態とも言われていています。元々アメリカではディスカウントを核テナントにしたロードサイド型の商業施設でした。
日本型のパワーセンターはディスカウントの集積というわけではなく、ロードサイドで路面に面している側全面に大型の平置駐車場を配し、横広がりに建物を配置されている商業集積。核テナントは幾つかあるのが、日本型パワーセンターといってもいいのではないかと思うます。その日本型パワーセンターは新潟県でスタートしたと言われています。
1994年新潟県上越市に郊外型のパワーセンター、上越ウイングが誕生しました。調べてみますとそれ以降日本国内でもパワーセンターはいくつか同時期に誕生したようでした。しかしながら同時期に開業したパワーセンターは現存していません。最近ではパワーモール前橋みなみなど元気の良いパワーセンターも生まれつつあります。
上越PATIOはこれまで20数年、テナントを入れ替えながら今上越のマーケットに必要なMDを考え様々なテナントさまがご入居されてきました。これからも上越地区の顧客にとってなくてはならないパワーセンターであって欲しいなと思います。
以下、上越PATIOホームページより概要抜粋
施設概要
所在地 新潟県上越市富岡720-1外
駐車台数 1,700台(共用)
大店立地法店舗面積 39,495㎡(11,947坪)
敷地面積 149,984㎡(45,370坪)
出店企業数 約90社
開業年月 平成6年7月
年間売上額(推定) 13,140百万
年間客数(推定) 2,903,500人