AEONMALL座間に行ってきました
AEONMOLL座間がオープンした。
普段から恒常的な渋滞道路である県道50号線とR246から入って来る道路の交差点。R246との間にはCOSTCO、スーパービバホーム、三和などの商業集積が既にあり、こちらも土日になると渋滞を起こす道路である。大店法上の交通計画がよく成立したな~と思う。警察がよく承認したなと本当に思う。
ただ、SCはというと、イオンGはさすがだと不覚にも感心してしまう。完全な郊外型SCであるが、今の食品界の大トレンド「グローサラント」に注力し「即食」なる需要に真っ向から取り組んでいる。イオンモールの「ZAMA DELI」と連動させ迫力ある食のゾーンを構築している。彼らは常にリアルSCとして将来に対する緊張感をもって常に新しいことにチャレンジしている。素晴らしい。
その中でも特に注目は「REWARD KITCHEN +PLUS」サラダプレートがメインの「グローサラント」業態である。サラダの野菜、ドレッシング、プラスのデリを客の選択によって従業員が仕上げてゆく。その際の従業員は客とマンツーマンだ。一々客の好みを聞きながらプレートに乗せ移動してゆく。これぞ正にリアルの力!人と人とのコミュニケーションの楽しさを、合わせて提供しよう、感じてもらおうという試みだろう。・・・ところが客と従業員の間に立つガラス(写真参照)が高すぎて声が聞こえない。筆者は身長177cm(公称)だが相手をしてくれた従業員の女の子が151cm(目測)、小柄なのだ。さらに唾液拡散予防のプラマスクをしている為、「はあ?」、「えっ?」と何度も耳を突き出す羽目になった。楽しい会話になりませんよ!何か理由があってこの高さになったとは思うが、早急に改装して低くすべきだ。せっかくのコンセプトが、チャレンジがこのガラス板一枚の為に無駄になってしまうのはいかにも惜しい。
たまたまイオンモールの旧知の顔があったので道路渋滞の件、どう考えているのかただしたところ「そんなことは最初から織り込み済み。逆に慢性渋滞道路だから皆、慣れている」との事だった。つまり、最初から広域商圏での集客は考えていない、足元のこの渋滞に慣れている人たちが来てくれればそれでよいという事か。半径5Kmで28万世帯61万人がいる地域である。
確かにオープンの翌週の土曜日のお昼頃、車で到着したがほぼ渋滞なし(R246からのアプローチで)、駐車場の屋上はガラガラだった。うーむ、なるほど・・・ただ、広域マーケットが必要なテナントさんも入っていたぞ!今後の状況を注目してゆきたい。
結局、テナント約160区画の内1割弱は催事契約だそうです。皆、苦労してるなぁ~
文責:㈱レクイエ太田仁