パティスリーパブロフ、東京ワールドゲート赤坂に新業態「カフェ パブロフ」 専門店ブランドを“日常使い”へ広げる一手
パウンドケーキ専門店「パティスリーパブロフ」を展開するパブロフは、2026年3月30日、東京ワールドゲート赤坂に新業態「カフェ パブロフ 赤坂店」を開業する。今回の出店は、これまでの焼き菓子専門店としての延長ではなく、ブランドをベーカリー&カフェへ広げる業態拡張として見るべき案件だ。パブロフはリリース内でこの新店を、素材へのこだわりを生かした「日常より少し上質なベーカリー&カフェ体験」と位置づけている。
商業施設ニュースとしてのポイントは、「人気スイーツブランドの新店」そのものではない。赤坂というオフィス集積地で、専門店ブランドを高頻度利用の業態へ翻訳した点にある。新店ではパティスリー由来のスイーツに加え、姉妹店のパンを活用したベーカリーメニュー、赤坂店限定のパニーノ、スープ、サラダ、コーヒー、紅茶までを揃え、朝から立ち寄れる構成にしている。営業時間は7時から20時、席数は32席で、明確に日常利用を取りにいく設計だ。
既存店を見ると、GINZA SIX店、六本木店、新横浜店はテイクアウト中心で、虎ノ門店と元町本店はカフェ併設という構成になっている。そこに対して赤坂店は、焼き菓子ブランドの世界観を残しながら、パンとドリンクを強化して利用シーンを拡張した点が新しい。ギフトや手土産の指名買いだけでは来店頻度に限界がある中で、朝食、軽食、休憩まで取り込める業態へ広げたことは、ブランド側にとっても商圏の取り方を変える一手といえる。
この出店は、東京ワールドゲート赤坂側のテナント需要とも噛み合う。オフィスワーカーが集まる複合開発では、単発の話題店よりも、平日に繰り返し使われる上質な飲食機能のほうが施設価値に直結しやすい。パブロフのように認知のあるスイーツブランドが、物販主体から日常型カフェへ踏み込むことは、施設にとっては館の雰囲気づくりと平日需要の下支えを両立できる選択になる。今回の赤坂出店は、パティシエブランドの商業施設出店が「ハレ需要」だけでなく、「日常導線」にも広がっていることを示す事例として注目される。以下、株式会社パブロフのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗情報
カフェ パブロフ 赤坂店(カフェ/テイクアウト) 2026年3月30日(月)ニューオープン
■ 住所:〒107-6401東京都港区赤坂2-17-22 東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー 1F
■ TEL:03-6277-7725
■ 営業時間:7:00~20:00/日・祝日定休
■席数:32席(全席禁煙)※お席のご予約は承っておりません。何卒ご了承くださいませ。





