ららぽーと柏の葉に「フィットネスクラブ東京ドーム」開業、三井傘下後にスポーツ運営機能がSCへ入る
東京ドームグループの東京ドームスポーツは、三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉(千葉県柏市)本館4階に「フィットネスクラブ東京ドーム ららぽーと柏の葉」を2026年3月30日に開業する。プールは4月27日に開業予定で、トレーニングジム、スタジオ、シミュレーションゴルフ、浴室・サウナ、飲食や作業ができるラウンジなどを備え、施設面積は約3,400㎡としている。
この出店を読み解くうえで混同しやすいのは、「東京ドーム」という球場が商業施設に入るのではなく、スポーツ施設運営を担う東京ドームスポーツの事業が床に載る、という点である。三井不動産が2021年に東京ドームを連結子会社化して以降、東京ドーム側の運営ノウハウは、外部テナントの誘致というより、グループ内で機能を配置する選択肢として扱える。今回の柏の葉は、その関係が具体的な店舗形態として見えるかたちになった。
約3,400㎡という大きな区画に、プールを含む設備投資型のサービス用途を据えると、館の使い方は物販・飲食中心の発想から一段変わる。運動、スクール、リラクゼーション、短時間の休憩や作業といった行動が一つの拠点に集約され、買い物の“ついで”ではない目的来館を上層階で受け止められる可能性がある。一方で、スクールの送迎やプール観覧などは滞留を生みやすく、動線や待機場所の設計を誤るとフロアの通行性や近接区画の体験に影響が出る。導入価値は「にぎわい」だけでは測れず、混雑を館全体のストレスにしない運営設計とセットで評価される領域になる。
次の焦点は、柏の葉が単発で終わるのか、三井不動産の別施設でも同種の導入が続くのかにある。ただしプールを含む業態は床荷重や給排水、工期など制約が大きく、どの施設でも同じ形で成立するわけではない。もし横展開が起きるなら、郊外SCか都市型か、改装局面か新規局面かといった出店先のタイプ、また総合型のままか要素を絞った形かによって、再現条件が見えてくる。資本関係の“統合”が、商業施設の床の使い方としてどこまで標準化されるのか。今回の開業は、その起点として業界が追うべき事例になりそうだ。以下、株式会社東京ドームのプレスリリースから施設概要と画像を引用。
【施設概要】
◎施設名:フィットネスクラブ東京ドーム ららぽーと柏の葉
◎所在地:千葉県柏市若柴175 三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉 4階 (つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」西口前)
◎開業日:
オープン 2026年3月30日(月)※プールを除く
プールオープン 2026年4月27日(月)
◎URL:https://www.tokyodome-sports.co.jp/fitness-club-kashiwanoha/
◎施設面積:約3,400㎡
◎営業時間:平日 9:00~22:30/土日祝 9:00~21:00
◎休館日:毎月15日・30日・31日・年末年始、そのほか館に準じる
◎料金:
登録料 3,300円(税込)
フィットネス会員(レギュラー会員)月会費13,500円(税込)
そのほか詳細な料金プランは下記サイトよりご確認ください。
https://www.tokyodome-sports.co.jp/fitness-club-kashiwanoha/join/
◎設備詳細:トレーニングジム、スタジオ、プール、シミュレーションゴルフ、浴室、ドライサウナ、ラウンジ、ショップ、サロン、その他各種スクールプログラムなど







