「ちいかわ焼き」2号店がイオンモール幕張新都心に登場──くりこ庵が進める“キャラクターたい焼き”常設展開の新局面
たい焼き専門店「横浜くりこ庵」を展開する株式会社くりこ(神奈川県横浜市)は、キャラクターをモチーフにした新業態「ちいかわ焼き」の2号店を、イオンモール幕張新都心(千葉市美浜区)に2025年11月25日開業する。4月にオープンした横浜ワールドポーターズ店に続く常設2店舗目で、同社が進めるキャラクターIPコラボ戦略の本格展開を象徴する出店となる。
「ちいかわ焼き」は、イラストレーター・ナガノが生み出した人気キャラクター「ちいかわ」「ハチワレ」「うさぎ」をかたどったたい焼きスイーツ。ふわふわの生地に、あんやクリームをたっぷり詰め、店内で一つひとつ焼き上げる。横浜の1号店ではオープン直後から長蛇の列を呼び、SNSでも話題となった。2号店の外観はえんじ色を基調とした和風デザインで、店頭にはキャラクターが来店者を迎える演出を取り入れる。
今回の幕張新都心店では、開業を記念して3種類の新フレーバーを追加。ピスタチオ、苺チョコ、レアチーズをそれぞれ「ちいかわ」「ハチワレ」「うさぎ」に対応させ、既存の小倉あん、カスタード、チョコレートと合わせて6種類の味を展開する。価格は3個セット1,050円(税込)から。オリジナルイラストを使用したマスコットやキーホルダー、トートバッグなどのグッズも販売し、食体験と物販を融合したショップ構成をとる。
「ちいかわ焼き」は、たい焼き文化の新たなアプローチとしても注目を集めている。長年にわたり駅ナカや百貨店で定番スイーツを提供してきたくりこ庵が、若年層やファミリー層との接点を拡大するために打ち出したのが“キャラクター×和スイーツ”の常設業態だ。スパイラルキュートの協力を得てライセンス展開を進め、SNS世代に親和性の高い「かわいい・撮れる・持ち帰れる」をテーマに店舗づくりを行っている。
出店先のイオンモール幕張新都心は、ファミリーモール・グランドモール・ペットモールなどで構成される国内最大級の商業施設で、週末には観光・レジャー目的の来場者が多数訪れる。近隣には「ポケモンストア」「サンリオギフトゲート」などキャラクター関連店舗が集積し、相互送客効果も期待できる。くりこ庵にとっては千葉県初のキャラクター常設店となり、人気IPを活かしたブランディングの強化と共に、たい焼き市場の新しい価値創出を狙う。株式会社くりこのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
<店舗概要>
【店舗名】 :「ちいかわ焼き イオンモール幕張新都心店」
【オープン】 :2025年 11月 25日(火)
【所在地】 :〒261-8535 千葉県千葉市美浜区豊砂1-1他
【営業時間】 :10:00-21:00
【年間休日】 :不定休







