スタイリストが伴走する“仕事服デビュー”支援 有楽町マルイの「airCloset Salon」で骨格・カラー診断サービスを提供
新社会人が抱える「仕事服」の不安に対し、パーソナルスタイリングを通じて具体的な解決策を提示するサービスが、有楽町マルイで展開されている。運営は月額制ファッションレンタル『airCloset』を手がける株式会社エアークローゼット。プロのスタイリストが直接サポートするリアル拠点「airCloset Salon 有楽町マルイ店」にて、骨格診断・カラー診断を用いたオフィスカジュアル提案を行っている。
2025年春、新社会人117名を対象に同社が実施した調査では、「制服やスーツなどの明確な服装ルールがない職場」に就職予定の39名中、約87%がオフィスカジュアルに不安を感じていると回答。スーツの一択ではない今、自由度が高い一方で「何を着れば正解かわからない」という悩みが浮き彫りとなった。
その背景には、近年進行しているビジネスファッションのカジュアル化がある。コロナ禍以降のリモートワーク普及や、多様な働き方の浸透により、従来の「制服文化」は徐々に解体されつつある。ある調査では、現在の職場で最も多い服装スタイルは「オフィスカジュアル」で43.0%。今後望ましい服装としても「自由」「オフィスカジュアル」が上位を占めており、こうした傾向が若年層にも波及していることがうかがえる。
このような時代背景を受けて、同サロンでは「骨格診断」および「パーソナルカラー診断」を起点としたスタイリング提案を導入している。骨格診断は、筋肉や脂肪のつき方、関節のサイズなどをもとに個々の身体構造を分類し、最も美しく見える素材やシルエットを導く手法。一方、パーソナルカラー診断は、肌や瞳、髪の色に調和する色味を分析し、顔色を明るく見せる配色を提案する。
いずれも外見的な特性を可視化することで、感覚的になりがちな服選びを論理的にサポートし、「似合う」軸で自信をもって選べる環境を提供している。カウンセリングを経て行うコーディネート提案では、店舗内で実際に試着や購入も可能であり、スタイリングから購買までをワンストップで完結できる導線が整備されている。
有楽町マルイは、20代〜40代の女性を中心に幅広い層が訪れる商業施設で、アクセス性の良さと快適な空間設計により、都市生活者にとって身近なライフスタイル発信地として機能している。同施設内で展開される「airCloset Salon」は、デジタル完結型だったファッションレンタルにリアルの接点を持たせた形態であり、OMO(オンラインとオフラインの融合)戦略の一環としても注目される。
パーソナルスタイリングは従来、一部の百貨店や高級セレクトショップでの展開が中心だったが、今後は商業施設内においても、こうした診断型サービスが“体験消費”として広がっていくことが予想される。ファッションの自己決定力を高める取り組みは、今後のテナント選定や施設価値の向上にも資する視点といえるだろう。以下、株式会社エアークローゼットのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
<airCloset Salon 有楽町マルイ店>
営業時間:11:00~20:00
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1有楽町マルイ 2F concept shops