GALLEST、アトレ川崎に新店舗をオープン—モードカジュアル市場での新たな展開
株式会社フィールズインターナショナルが展開するレディースブランド「GALLEST(ギャレスト)」が、2025年3月14日(金)にアトレ川崎へ初の単独出店を果たす。2023年春夏シーズンにデビューした同ブランドは、オンラインストアを軸に期間限定のPOP-UP STOREなどを展開してきたが、今回の出店はブランドにとって新たなステージとなる。
GALLESTは、”柔軟な感性で常に時代を捉えながら、新しい価値観とともにファッションを楽しむ”ことをコンセプトに掲げ、エフォートレスなモードカジュアルを提案するブランドだ。程よいトレンドを取り入れたスタイルを打ち出し、オンライン販売を中心に支持を拡大してきた。
今回のアトレ川崎店の内装デザインは、プロダクトから空間設計まで幅広く手掛けるTERUHIRO YANAGIHARA STUDIOが担当。「服を選ぶ過程において、単なる買い物ではなく感性の体験を得ることができる空間」をコンセプトとし、ギャラリーのような店舗づくりを目指すという。個々のアイテムをアートピースのように楽しめる空間演出が施される予定で、通常のショッピング体験とは一線を画す店舗デザインが期待される。
アトレ川崎は、JR川崎駅直結の商業施設であり、日々多くの買い物客や通勤・通学者が行き交うエリアに位置する。多彩なファッションブランドや雑貨店が揃う中で、GALLESTがどのように存在感を示すかが注目される。川崎エリアでは近年、商業施設の再開発が進み、2021年にはJR川崎タワーが開業。オフィスやホテルを含む複合施設が増える中で、より広範な消費者層が形成されている。GALLESTのアトレ川崎店は、こうした発展する商業環境の中で、モードカジュアルを好む女性層をターゲットに新たな顧客層を獲得していく狙いがある。
また、2025年春夏シーズンのトレンドとして、”ILLUSION OF WATER”というテーマが打ち出されており、GALLESTもこの流れを意識したコレクションを展開。自然や水の流れを感じさせるデザインが市場で注目を集める中、GALLESTのアイテムがどのように差別化されるかも焦点となる。モードカジュアル市場では、近年サステナビリティや実用性を意識したアイテムが求められており、GALLESTもこうした流れを汲んだラインナップを提供していく。
アトレ川崎店のオープンを皮切りに、GALLESTは今後も新規店舗展開やPOP-UP STOREの開催を予定している。オンライン販売を主軸としながらも、リアルな購買体験を重視した店舗戦略により、ブランドの価値をより強固なものにしていく方針だ。今後の動向にも注目が集まる。以下、画像と店舗概要を引用。
GALLESTアトレ川崎店:店舗概要 】
・オープン日:2025 年 3 月 14 日(金)
・住所:〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1 3F
・営業時間:10:00~21:00 ※営業時間はアトレ川崎に準ずる。