大田区初出店!ゴンチャがアトレ大森にオープン、地域のカフェ市場に新たな風
台湾発のグローバルティーカフェ「ゴンチャ(Gong cha)」が、2025年3月4日にJR大森駅直結の商業施設「アトレ大森」1階に「ゴンチャ アトレ大森店」をオープンする。大田区では初の出店となり、地域のカフェ市場に新たな選択肢が加わることとなる。
ゴンチャは、2015年の日本上陸以来、上質な茶葉を使用した本格的なティードリンクと、カスタマイズ性の高さを特徴に店舗網を拡大。国内のティーブランド市場において確固たる地位を築いている。現在、日本全国に175店舗以上を展開しており、都市部を中心に出店を続けている。
今回の出店地となるアトレ大森は、JR大森駅に直結した利便性の高い商業施設だ。1984年の開業以来、地域住民や通勤・通学客をターゲットにファッション、飲食、生活雑貨など多彩な店舗を揃えている。カフェ業態では、大手チェーンをはじめ、独立系カフェやベーカリー併設の店舗などが点在する中で、ゴンチャの出店は新たな層の顧客を呼び込む可能性がある。
近年の日本国内における台湾茶市場は、タピオカブームのピークを越えたものの、カスタマイズ可能なティードリンクの人気は根強い。特に、健康志向の高まりから砂糖の量を調整できる点や、茶葉本来の味わいを楽しむメニューが支持されている。ゴンチャは、抽出温度や時間にこだわった高品質なティードリンクを提供するとともに、パール(タピオカ)やナタデココ、アロエなど多彩なトッピングを用意し、顧客の好みに応じたドリンク体験を提供している。
また、大田区はオフィス街と住宅街が混在するエリアであり、特に大森駅周辺はビジネスパーソンとファミリー層の両方が行き交う地域だ。これまで、駅周辺には大手コーヒーチェーンや地元密着型のカフェが多かったが、ティーカフェ業態のゴンチャが進出することで、選択肢の幅が広がる。特に、アトレ大森内のテナントとして営業することで、駅利用者の「ちょっとした休憩」や「手軽に持ち帰るドリンクニーズ」に応えることができる。
さらに、ゴンチャは季節限定商品を定期的に展開し、リピーターを獲得する戦略を取っている。今回のアトレ大森店でも、地域のニーズに合わせたプロモーションや限定メニューの提供が期待される。
ゴンチャの国内展開は、都市部を中心に進んでおり、特に駅近や商業施設内の出店が多い。これは、短時間で高品質なティードリンクを求める消費者のニーズと合致しており、今回のアトレ大森店の出店も同様の市場環境に適応したものといえる。
「新しいティーカルチャーの創造」を掲げるゴンチャが、大森駅周辺のカフェ市場にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まる。以下、株式会社ゴンチャ ジャパンのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
【店舗情報】
店舗名 :ゴンチャ アトレ大森店
オープン日:2025年3月4日(火)
所在地 :〒143-0016
東京都大田区大森北1丁目6-16 アトレ大森1F
営業時間 :10:00-21:00 ※施設営業時間に準ずる
店舗面積 :46.74㎡(14.16坪)
客席 :17席(ティーカフェ)