山陰地方初登場のブランドを含むビューティセレクトショップ「フルーツギャザリング」、シャミネ松江に3月19日オープン
エフ・ジー・ジェイ株式会社が運営するビューティセレクトショップ「フルーツギャザリング」が、2025年3月19日、島根県松江市の商業施設「シャミネ松江」に新店舗をオープンする。これは同ブランドにとって28店舗目の出店となり、中四国エリアでは初の展開となる。
シャミネ松江は、JR松江駅直結のショッピングセンターであり、地元住民のみならず観光客の利用も多い商業施設である。館内には、アパレル、雑貨、飲食店など多彩な店舗が並び、駅の利便性を活かしたテナント構成が特徴だ。近年では、駅ナカ・駅直結の商業施設として、通勤・通学客をはじめとする幅広い層をターゲットにした展開が進んでいる。
フルーツギャザリングは、従来の百貨店型コスメフロアとは異なり、ブランドの垣根を越えて多様なビューティプロダクトを一堂に揃えるセレクトショップである。顧客は自由に商品を試すことができるセルフ販売形式を採用しており、専門スタッフによるカウンセリングも提供される。これまで東京や大阪などの主要都市において、駅直結の商業施設を中心に展開しており、利便性の高さを武器に来店客の増加を実現してきた。今回の山陰地方初進出により、これまでデパートなど限られた販売チャネルでしか入手できなかったコスメブランドが地域の消費者にも身近なものとなる。
特に今回のシャミネ松江店では、山陰地方初となるブランドを含む16の人気ブランドを取り扱う点が大きな特徴である。メイクアップブランドの「アールエムケー(RMK)」「ナーズ(NARS)」「ポール&ジョー ボーテ」や、スキンケアブランドの「ファチュイテ」「ファミュ」、ライフスタイルブランドの「サボン」「シー・オー・ビゲロウ」、さらにフレグランスブランドの「アポーシア」「クロワーパンド」など、多岐にわたるラインアップが揃う。これにより、コスメの選択肢が限られていた山陰地方の消費者にとって、新たなショッピング体験が提供されることとなる。
フルーツギャザリングの出店戦略としては、これまでも主要都市の駅直結型商業施設への展開を軸としており、忙しい現代人の生活スタイルに適した利便性の高い環境を提供してきた。今回のシャミネ松江店もその流れを汲み、駅利用者をはじめとする幅広い層へのアプローチを狙う形となる。また、シャミネ松江自体も地元の買い物客に加え、観光需要を背景にした来館者の増加を見込んでおり、双方にとって相乗効果が期待される。
今回の出店により、山陰地方のコスメ市場に新たな選択肢が生まれ、地域の美容トレンドにも変化がもたらされることが予想される。フルーツギャザリングのブランドコンセプト「For Your Fruitful Life(より実りある生活のために)」のもと、地域の消費者に向けた新たなビューティライフが提案されることとなる。以下、同社のプレスリリースから画像を引用。