高架下を高付加価値ゾーンに!ShareTomorrowの挑戦
現在、日本では、高架橋の下の空間を活用した商業施設の開発が進められています。JR東日本は、中央線の三鷹~立川駅間の連続高架化を完成させ、駅の周りの通行性を改善し、エリア全体の利便性を大幅に向上させました。その一部として、”沿線まちづくり”というプロジェクトが進められており、駅間の高架下空間を積極的に活用する「中央ラインモール構想」があるようです。このようなプロジェクトは、鉄道の連続立体化交差事業の一環として推進されています。これらの事業により、交通渋滞が解消され、移動時間が短縮され、地域の利便性が向上しています。
そんな中、この高架下をより面白くより付加価値高くするサービスを開発した会社があります。株式会社ShareTomorrowが取り組む移動式ユニットを活用し、遊休不動産にリアルに集う場所を創出する「HUBHUB」現在は御徒町駅徒歩3分の高架下に設置されており、サウナ、BBQ、プール、宿泊施設のユニットがある。それぞれのユニットを自分が必要なものを選択肢楽しめる仕組みとなっている。そもそものコンセプトは都市の空洞化を解消し、街なかに便利さと賑わいをもたらす「HUBHUB」プロジェクトでは、ユーザーの暮らしを「より豊かにより楽しく」変えていく拠点(HUB)を提供することによりSGDsへの貢献およびウェルビーイングへの寄与を推進するというもの。
今回は三号店となる「HUBHUB横浜天王町」は、相鉄線高架下施設に誕生する。サウナとBBQができるユニットで構成され、セルフロウリュできるフィンランド式サウナ・水風呂・外気浴スペースを備えたサウナユニットと、プロ仕様の鉄板焼きテーブルと動画視聴サービス対応のプロジェクターを備えたBBQユニットからなる施設。この株式会社ShareTomorrowが面白いのが主要株主が三井不動産株式会社。三井不動産グループの事業提案制度「MAG!C(マジック)」を活用し、スピンアウト起業した企業。
今後は高架下以外の遊休土地の活用が期待されます。以下、ShareTomorrow(三井不動産グループ)のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
施設概要
名称 HUBHUB横浜天王町
所在地 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地9 星天qlay Dゾーン
交通 相鉄本線「天王町」駅 徒歩4分
敷地面積 94.08㎡
延床面積 91.60㎡
トレーラー数 4台
施設概要 サウナ(2ユニット)/BBQ(2ユニット)
公式サイト https://hubhub.jp/
車両メーカー 株式会社パークホームズ https://www.parkhomes.jp/