駅の価値を向上する時短型商業施設が平井に誕生。
今年も駅ビル系の商業施設のリニューアルは継続的におこなわれる。ここ最近の駅ナカのトレンドは駅ナカでの「ちょい飲み」や「ちょい食べ」という「時短型」のものと駅ナカで「時間つぶし」の「時間消費系」の2つに大別できる。前者の時短型のものの多くはベッドタウンなどの駅周辺に大きな居住地区を有する地区の駅ナカや駅ビルなどのマストランスポーテーションの周りに多く開発されています。後者の時間消費型の施設はハブとなっていて複数路線が交差する駅などの駅周辺に元々ありましたが、ここ数年は駅ビルがこの時間消費を担うようになりつつあります。駅ビルなのにフードコートが大型、駅ビルなのに子ども向け施設が充実、駅ビルなのにやたらとカフェなどの軽飲食が多いなど。
今回ご紹介するのは株式会社ジェイアール東日本都市開発のシャポーロコ平井。株式会社ジェイアール東日本都市開発が商業施設を展開する地区は駅の周りが住宅密集地区で時短型の商業施設が成り立ちやすい地区ということもあり、数多く時短型商業施設を展開されている。今回のシャポーロコ平井も駅を利用する方の利便性を向上し、駅自体の価値を向上しつつ、利用者の利便性を考えた商業施設=時短型になっているように思われる。今後の同社の商業施設に注目していきたい。以下、株式会社ジェイアール東日本都市開発のプレスリリースより抜粋。
2018年3月20日(火) JR平井駅に『シャポーロコ平井』が開業します!
○JR東日本グループでは、お客さま・地域の皆さまのニーズに対応し、魅力あるサービス・機能を駅に集約することで、「駅を中心とした魅力あるまちづくり」を推進しています。
○JR平井駅では、お客さまにとって安心で使いやすい駅になるよう、トイレの段差解消や耐震補強、駅全体の美化を進めてきました。
○このたび、2018年3月20日(火)10:00にJR平井駅改札外に商業エリア『シャポーロコ平井』が開業し、平井駅全体のリニューアルが完了します。【Ⅰ】『シャポーロコ平井』概要
『シャポーロコ平井』開発コンセプト
「ちょっとうれしい、人・街つなぐいつもの通い道」
■平井の南北の商店街をつなぐまちの中心にある平井駅に、あったらうれしい便利な9ショップがオープン。
■平井にお住まいの皆さまも、駅をご利用になるお客さまも、いつも気軽にご利用いただけます。
◆loco(ロコ)・・ローカル(local=地元)を意味する。 地元の方々により一層愛着を持っていただきたい という思いを込めています。
ターゲットと利用シーン
◆平井エリアで生活する平井在住の主婦の皆さま
毎日の食卓に彩りを添える、専門店ならではの美味しいパンや惣菜が揃いました。待ち合わせや休憩に、ほっと
ひと息美味しいコーヒーをどうぞ。
◆平井駅をご利用する通勤のお客さま
帰宅時間がちょっと遅くなっても、これからは安心。
平井駅でちょっといいもの、テイクアウトできます。フロア概要
商業施設概要
所 在 地 東京都江戸川区平井三丁目30番1号(JR平井駅隣接)
構 造 鉄骨造2階建(高さ約10m)
延 床 面 積 約1,000㎡
開 業 日 2018年3月20日(火)
運 営 会 社 株式会社ジェイアール東日本都市開発