香港の名店が一挙3店舗出店 | 商業施設ニュース
文化の流入というのは高いところから低いところに流れる。と言ったのは日本にマクドナルドを持ってきた大経営者の藤田田氏。同氏はマクドナルドというコンテンツでアメリカの合理的に高カロリーで便利な食文化を日本に持ち込み、日本の食文化に変化を生んだチェンジメーカー。令和のこの時代にもし藤田田氏が健在だとどういう判断をするだろうかなあと思うことが最近ちらほら日本の市場で起こり始めています。
香港や中国からブランドが日本にどんどん進出し始めているということです。高いところから低いところに文化が移植されるとした時日本はすでに遅れを取り始めていて、日本からコンテンツ発信をする力がなく、海外からコンテンツを受け取る側になっていってしまったのかもしれないと思わされることが増えてきました。例えばスマートフォンなどのデジタル機器、キャラクターコンテンツも最近では中国から来始めています。ゲームなどは中国国内で新規にゲームを作ることができなくなったために中国資本の会社が海外の支社を作りそこから世界市場向けにゲームを配信していたりします。
今回ご紹介するのは株式会社トリドールホールディングスが香港でミシュラン「ビブグルマン」掲載常連店舗の『譚仔三哥米線(タムジャイ サムゴー ミーシェン)』を同社のグループ企業のTam Jai International Co. Limitedを通じて日本国内に新店を出店してさせていくということです。中国の食のコンテンツが満を持して日本に登場。文化の高いところから低いところの図式が米国→日本ではなく、中国→日本の口火が切られた感じをうけます。実際には海底撈火鍋が関東には中国から早々に上陸しており在日中国人のみなさんが大挙して押しかけて盛況という状況もありますので、この『譚仔三哥米線(タムジャイ サムゴー ミーシェン)』も人気になるのではないでしょうか?
『譚仔三哥米線(タムジャイ サムゴー ミーシェン)』は昔から香港で人気の日本で言うラーメン店で香港にいる日本人の方々にも人気の店舗ということもあり日本国内での知名度も高い店舗となっています。この春に一気に3店舗、新宿、吉祥寺、恵比寿に出店とのことですがどこも盛況になること間違いないかと思います。なんだか感慨深い出店となるターニングポイントのような気もする気になる出店情報です。以下、株式会社トリドールホールディングスのプレスリリースより、画像と店舗概要を引用。
各店舗の店舗概要
店舗名:譚仔三哥新宿中央通り店
住所 :東京都新宿区新宿3丁目28番16号
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店舗名:譚仔三哥吉祥寺店
住所 :東京都武蔵野市吉祥寺本町 1丁目8番10号
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店舗名:譚仔三哥恵比寿店
住所 :東京都渋谷区恵比寿1丁目10番7号