飲食店の風雲児が新業態で嵐を巻きこすか?
やっぱりステーキという、いきなりステーキに間違えられる店舗をご存知だろうか?もともと沖縄那覇で創業した株式会社ディーズプランニングが2015年に1号店をオープン以来着実に店舗数を増やし続けている。2021年8月に75店舗目の出店をし、現在80店舗を超えるブランドとなっている。FCビジネスでもあるので、直営店舗が何店舗でFCが何店舗かは公開されていないがわずか7年間で80店舗は流石にすごい勢い。毎月1店舗はオープンしている計算になる。その株式会社ディーズプランニングが今回新たな業態を開発。かねてから代表の義元 大蔵 氏は次はポテトだと様々なメディアで言及していたものを実現した形になる。
マクドナルドのポテトの値上がりでメディアが騒ぐほどポテトを好きな人が多いのであればその業態を開発していきたいというのが義元氏の考えの根底にあった。やっぱりステーキという飛び道具的な業態をここまで成長させた同社がどのような方法でポテトにとりくむかというと、世界観ありきの店舗をつくるとのこと。テイクアウトのポテト専門店『黄金のポテトラド®︎』はキャラクターが先行している飲食店。キャラクターやストーリーを先行させ、メニューにキャラクターの世界観を盛り込むという方法を選択した。ターゲットは、10代〜20代。この店舗のメニューがTIKTOKで話題になる日もそう遠くはないのかもしれない。
「黄金のポテトラド」のストーリーは古のポテト王国、人呼んで『黄金のポテトラド』からポテトの神様である「ポテ神(ぽてしん)」が現代に降臨し、ポテトの美味しさを広めるため、人間界で奮闘する毎日を描く。というもの。キャラクターは4体。それぞれ可愛らしくグッズにもなりやすい形状のキャラクター。その世界観を詰め込んだ1号店が渋谷にオープンする。店舗外装も世界観を表すためにアイキャッチをとれる外装。メニューもキャラクターにつながる名称でキャラクターのイメージに合ったものを用意している。例えば、味の違うマッシュポテトが2つ、トルティーヤかカップでの提供する「ポテ神のお告げ 運だめしポテティーヤ&ポテカップ ¥650〜(税込)」、 首からかけられるショルダー型ドリンクパック、手で持ってもキュートな「相棒ドリンクたち ¥600〜(税込)」など。
展開としてはSNSでバスったあとでFC展開という流れになるのかと思う。こういう10代から20代を対象にした尖ったビジネスは初動が肝心。初動でどれだけTIKTOK、TWITTERでとりあげられるか?インフルエンサーを使ったマーケティングをおこなうのか?開業1ヶ月の動きに注目。以下、株式会社ディーズプランニングのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗住所:〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-19 竹ビル1F
営業時間:am11:00〜pm9:00 (定休日なし) ※年末年始を除く