食のサスティナブルスタイル
フードロスという言葉を聞いたことがあるだろうか?農水省によると年間の食品廃棄量が522万トンあるそうだ。そのうちの47%が家庭で、53%が事業用で発生しているとのこと。事業用のフードロスはサプライチェーン上でロスが発生しているものももちろん含まれている。じつはそこに含まれていない数字が存在している。出荷前の農家でのロス。あまりにも生産しすぎた場合売ることもできず、出荷もできず農家の時点で肥料に変えられていく。肥料になった時点でロスがないのでそこはロスにあたらない。
農家から卸売場にいき、卸売場で売れない場合はそこでも捨てられる。食料品製造工場に持ち込まれた食材が生産ラインの関係上捨てられることもある。卸売場から小売にいき小売で捨てられる場合もある。小売から外食に行き、そこで捨てられる場合もある。あらゆる局面で食品は捨てられる。しかし、捨てられる前にできることは結構ある。例えばお肉。スーパーで加工場がある場合は賞味期限が切れたお肉を加工してベーコンにしたり、チャーシューにしたりしてなんとかロスなく販売しようと努力される。しかし、野菜はどうか?殆どが廃棄になってしまう。
そんな現状を踏まえて、株式会社フードサプライが循環型八百屋を開発し、新規に出店するとのこと。何を持って循環型といっているのか?八百屋でも素材を循環させて惣菜やスイーツを積極的に販売していくとのこと。あわせてスーパーにない八百屋ならではの提案力、旬な商品の取り扱いを増やしてスーパーではできない八百屋だからできる八百屋3.0的なアプローチの八百屋を展開するとのこと。株式会社フードサプライの挑戦に注目です。以下、株式会社フードサプライのプレスリリースより画像と店舗概要を引用。
【店舗情報】
店舗名: 吟実屋 (ぎんみや)
住 所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS1F
営 業:10:00~20:00 (休店日は施設営業に準ずる)
電 話:042-512-7588 (店舗代表)
URL: https://www.instagram.com/ginnmi_ya/