長崎に新名所誕生
ジャパネットたかたで有名な株式会社ジャパネットホールディングスが長崎県佐世保市にサッカースタジアムを中心にした複合施設の開発に乗り出しています。商業施設部分および開発全体のコンサルティングをJLLモールマネジメント株式会社が入られているので最終的には立派な商業施設が上がってくると思います。注目したいのは地元に向けた施設だというところです。今回の開発を通じて、地元の雇用を生み、地元のサッカーファンのニーズに応え、地元の経済を活性化させるという意図がはっきりとしています。その上で日本からの観光客、世界からの観光客を佐世保に誘致しようという文脈を感じます。
このプロジェクト今後どうなっていくのか?継続的に注視していきたいと思います。以下、株式会社 ジャパネットホールディングスのプレスリリースより抜粋。
長崎・幸町工場跡地活用事業 進捗のご報告
~大型多機能複合施設からワクワクを創出~
株式会社ジャパネットホールディングス(本社:⻑崎県佐世保市/代表取締役社⻑ 兼 CEO:髙⽥旭⼈)は、長崎・幸町工場跡地活用事業について、2018年12月時点のプロジェクトの進捗を以下のとおりご報告いたします。なお、今後は本計画名称を「長崎スタジアムシティプロジェクト」とし、随時進捗を発表してまいります。■長崎スタジアムシティプロジェクトへの想い
スタジアムを核とした新しいまちから新しい長崎の風景をつくりだします。ビジネスと感動を両立させ、長崎から日本そして世界へスポーツ・文化活動における感動や平和の大切さを発信していき、長崎全体が一体となって魅力や良さを伝えていけるきっかけ作りを目指してまいります。
近隣住民の皆様とは、生活をより豊かに長崎全体が活性化できるよう今後協議を重ねていきたいと考えており、地元長崎の皆様においても、ワクワクできるかたちでプロジェクトの実現を目指してまいります。▼クルーズ船が停泊したようなデザイン
長崎駅の北側に位置する長崎スタジアムシティはサッカーを中心としたエンターテイメントとホスピタリティの両立を目指します。また、サッカースタジアムに沿って配置されるホテル・マンション・オフィス・マーケットは浦上川に停泊するクルーズ船をコンセプトとしたデザインで、スタジアムを間近に感じられる空間となるよう計画を進めております。(長崎スタジアムシティから稲佐山まで直通のロープウェイの延伸はジャパネットホールディングスより長崎市へ提案したものであり、現在協議中です。)▼臨場感のあるスタジアムビュー
スタジアムにお越しいただく方に臨場感のあるサッカー観戦の環境を提供すべく、観客席とピッチの距離を可能な限り近くできるよう設計を進めています。また、ホテルからは長崎を訪れる方に長崎の良さを知ってもらいたいとの想いから、美しい長崎の風景である長崎湾、稲佐山が一望でき、加えてスタジアムを覗き込めるデザインを予定しています。▼試合前後も楽しめる場所
V・ファーレン長崎の新たなホームとなるスタジアムは、入り口がワイドスパンとなり、外からも賑わいを感じられつつ、安全かつ効率的に出入りできる環境を整えます。スタジアム横の商業施設には託児施設や教育施設なども配し、子どもを預けてサッカー観戦ができ、試合後には家族でレストランにて食事ができるなどの利便性にもこだわり、観戦に訪れた人々が一日楽しめる施設を目指します。新スタジアムの一つの特徴となるVIPラウンジではスポンサーの方々に加え、一般の方にも、飲食を楽しみつつ試合を観戦していただく、新たな楽しみ方をご提案していきます。長崎ならではの食や文化へのこだわりを詰め込み、ここでしか体験できないおもてなしの実現を目指します。
※なお、本計画は構想段階のため今後デザイン含め変更の可能性があります。
進捗につきましては随時発表してまいります。■長崎スタジアムシティプロジェクト概要
住所: 長崎県長崎市幸町
用途: サッカースタジアム、商業施設、ホテル、マンション、オフィス、駐車場など
土地面積: 68,746.58㎡
事業主:株式会社ジャパネットホールディングス
設計: 竹中工務店
開発コンサルティング:JLLモールマネジメント株式会社