都市部の百貨店、コロナ後の急速な成長と伊勢丹新宿店のリモデルオープンに注目
コロナウイルス流行以降、特に東京、大阪、名古屋に位置する百貨店は、地方の百貨店が困難を経験している中でも、顕著な成長を見せています。この成長の中心には、三越伊勢丹のような大手百貨店グループがあり、その売上高の増加は他の大手百貨店グループと並んで注目に値します。
三越伊勢丹の2023年度の売上高は、特に伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店で目立った成長を遂げ、13.1%の増加を記録しました。この成長は、高付加価商品の売り上げが好調であること、そしてインバウンド需要やクリスマス商戦の盛り上がりによるものです。
伊勢丹新宿店では、2024年1月31日より一部フロアのリモデルオープンが予定されています。このリモデルは、ファッションから派生したライフシーンの提案を目指し、より高いこだわりと洗練を顧客に提供することを目標にしています。具体的には、本館4階にあるジュエリーゾーンでは、<ティファニー>が拡大オープンし、新たなプライベートサロンの設置や店内デザインの一新が行われます。これにより、ダイヤモンドジュエリーを含む様々なコレクションを、より広い空間でお客様に楽しんでいただけるようになります。
また、本館3階のトラストスタイルもリモデルが予定されており、大人の女性に向けた信頼とクラス感のあるファッションを提案します。ここでは、<23区>、<エポカ>、<コムサ・ステージ>などのブランドが、上質さとトレンド感、洗練さにこだわった新しい婦人服ゾーンを形成します。
さらに、本館地下2階のビューティアポセカリーもリフレッシュオープンすることで、「健やかさをつくり、みせる」身だしなみとしてのケアアイテムを提供します。このエリアでは、<アスレティア>、<バウム>、<エトヴォス>などのブランドが、健康と美の両面を重視した商品を提供します。
これらのリモデルは、伊勢丹新宿店が目指す世界基準の百貨店としての地位をさらに確固たるものにするでしょう。百貨店業界全体の成長を反映し、顧客に高品質なサービスと商品を提供することを目的としています。以下、株式会社 三越伊勢丹ホールディングスのプレスリリースから画像を引用。
1月31日(水)に本館4階 ジュエリー、 2月3日(土)に本館4階 インターナショナルラグジュアリーがリモデルオープン
3月27日(水)、本館5階 ウォッチがリフレッシュオープン
1月31日(水)、本館3階 トラストスタイルがリモデルオープン
1月31日(水)、本館地下2階 ビューティアポセカリーがリフレッシュオープン
<アスレティア>
<バウム>
<エトヴォス>
3月20日(水・祝)、メンズ館2階 メンズデザイナーズがリフレッシュオープン