那須ガーデンアウトレット、4店舗新規出店 観光型アウトレットに生活周辺の買い回り要素を補強
双日商業開発が運営する那須ガーデンアウトレットに、2026年4月10日と17日にかけて4店舗が新たに出店する。今回オープンするのは、充電関連機器などを扱う「Anker Store」、レディスファッションの「GORGE」、インテリアの「モリスラグス・ロンドン」、シューズの「REGAL CORP. OUTLET」で、カテゴリーはガジェット、ファッション、住まい、足元まで広がる構成となった。
今回の出店は、那須ガーデンアウトレットの性格を大きく変えるものというより、もともとの観光地型アウトレットという軸を保ちながら、買い物の幅を少し日常寄りに広げる改編として見るのが自然だ。リリースでも同施設は、豊かな自然に囲まれたロケーションのなかで、観光とショッピングを同時に楽しめる施設と位置づけられている。そのうえで今回は、ファッションやシューズに加え、生活雑貨、デジタル機器、インテリアまで揃ったことが打ち出されている。
特にわかりやすいのがAnker Storeの導入だ。モバイルバッテリーや充電関連機器は、旅行やレジャーの途中で必要になる場面がある一方、普段の生活でも買い替えや買い足しが発生しやすい商材でもある。モリスラグス・ロンドンも、アウトレットでありながら住空間に関わる買い物を持ち込む存在であり、REGAL CORP. OUTLETは定番的なシューズ需要を受け止める。GORGEを含め、今回の4店は華やかな話題づくりというより、館内で完結できる買い回りの幅を着実に厚くする並びといえる。
リリースでは、今回の出店によって「日常を支える多彩なジャンル」が揃ったこと、さらに「観光やレジャーで訪れるお客様はもちろん、地域にお住まいのお客様にも、日常の中で気軽に立ち寄っていただける環境が充実」と明記している。つまり施設側も、観光需要を主軸に置きながら、地域居住者の普段使いにも目配りした改編として発信している。ただし、ここで読み取るべきなのは地元密着型施設への転換ではなく、観光立地の強みの上に生活周辺の需要を重ねたという程度の変化だろう。
那須ガーデンアウトレットは、観光地での滞在や移動の途中に立ち寄る施設としての魅力をもともと備えている。その施設が今回、装いだけでなく、機能や空間、足元まで含めた買い物の選択肢を補ったことは、来館目的の幅を広げる意味を持つ。観光客にとっては旅先での利便性が増し、周辺居住者にとっては用件を持って寄りやすくなる。大規模改装ではないが、観光型アウトレットの価値を崩さずに買い回りの厚みを増した改編として注目できる。以下、同社のプレスリリースから画像を引用。








