豚汁定食専門店「ごちとん」千葉初出店 ららぽーとTOKYO-BAYに郊外型初の拠点
豚汁定食専門店「ごちとん」を展開するフィルドテーブル株式会社(アークランドサービスホールディングスグループ)は、2025年10月31日、千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO-BAY」北館3階に「ごちとん ららぽーとTOKYO-BAY店」をオープンする。これまで首都圏と大阪の都心型店舗を中心に展開してきた同ブランドにとって、郊外型商業施設内での初出店となる。
「ごちとん」は、2017年に代々木本店を開業して以来、「豚汁をおかずにごはんを食べる」という“一汁零菜”のスタイルを提案してきた。大きめにカットした野菜と豚肉、自家製の汲み豆腐が織りなす具沢山の豚汁は、日常の食卓に寄り添う専門性の高い定食として支持を集めている。現在は代々木、渋谷、池袋、目黒、中野、大手町(OOTEMORI)、横浜ジョイナス、ホワイティ梅田の8店舗を展開。いずれも駅ナカやオフィス街に立地し、働く人々のランチ・夕食需要を支える形で成長してきた。
今回のららぽーとTOKYO-BAY店は、同ブランドにとって初のファミリー層を主要ターゲットとした出店となる。千葉県最大級の商業施設として多世代が集う同館において、買い物やレジャーの合間に“あたたかい食”を提供する役割を担う。施設リニューアル後の飲食ゾーン再編と連動した出店でもあり、グループとしての新たな立地開拓を象徴する店舗といえる。
メニューには、新登場の「THE豚汁」や「THE角煮豚汁定食」など、味噌の香りと具材の旨味を際立たせた新シリーズを導入。玄米味噌と麦味噌をブレンドしたスープに野菜の甘味を閉じ込め、定番の“ごろごろ野菜”とは異なる王道の味わいを追求している。また、同店限定の「お子様まめとんセット」を設定し、ハーフサイズの豚汁と野菜ふりかけおにぎりを組み合わせるなど、施設来訪者のファミリー利用に即した構成としている点も注目だ。
アークランドサービスホールディングスは、「かつや」「からやま」「東京たらこスパゲティ」などを展開し、国内外で798店舗(2025年9月末現在)を運営する。なかでもフィルドテーブル社は、“家庭食を外食の専門性で再構築する”をテーマに、日常食と専門業態の中間領域を狙ったブランド群を展開しており、「ごちとん」はその象徴的存在にあたる。今回の出店は、都心型ブランドを郊外商業施設に展開するグループ戦略の一環とみられる。
一人客中心のカウンターモデルから、多世代が共有できる食体験へ。ごちとんがららぽーとTOKYO-BAYで挑むのは、“食堂の原点”に立ち返った地域密着型の拠点形成である。以下、アークランドサービスホールディングス株式会社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
開店日:2025年10月31日(金)
店舗名:ごちとん ららぽーとTOKYO-BAY店
所在地:千葉県船橋市浜町二丁目1-1 ららぽーとTOKYO-BAY 北館3階
営業時間:11:00~22:30(ラストオーダー22:00)
席数:31席
電話番号:047-401-3106







